265 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:01:50 ID:UPPva4fM
ありがとうございます。
お一方でもおられるのでしたら、試験ですのでやってみようかと思います。
ルールは昨夜記載のとおりです。
開始の投下を行った後、お一人様で何回書き込んでいただいても構いません。
それでは、約1分後に開始の投下を行います。
266 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:03:31 ID:UPPva4fM
________________________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─── 交 渉 開 始 ───
________________________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
下3レスの合間に、口説くための行動を記載してください。
3レス埋まるか、5分経過時点で次のターンに移ります。
267 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:07:07 ID:Oc22HhDU
あー 行動表のレスとかステータスを
一緒に表示しておくと捗るぞ!
安価なら下
268 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:07:53 ID:Vc559LP2
ご、ごめんいきなり口説けと言われても…そのいまいち分からん
269 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:08:37 ID:h3jQOCPk
【言葉】お仕事お疲れ様です、よければその疲れ私で発散してみませんか?
【行動】上目使いでにっこりと微笑む
こんなんでいいのだろうか(震え声
270 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:08:52 ID:UPPva4fM
あ、説明不足ですね。先日のルール表を出しておくべきでした。
少々お待ちください。
271 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:10:10 ID:UPPva4fM
>>269
まさにその通りです。ありがとうございます。
指摘もあったので、もう一度安価を行いますが、上記のものも判定の中に入れさせて頂きます。
272 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:11:22 ID:UPPva4fM
, -‐-
_, -─‐----─- /{ :.:.:.:.:..:..\
'´..:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:./⌒ヽ/ ‘、:.:..:.:.:.:.:.:.', 佐天涙子
/..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.: {::::::::: {{:.:.:.丶、:.:.:.:.:.:.} 【汚れ】 0/10(入浴直後のため)
゙..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:..'::::::::::.'',,:.:.:.:.:.:.`'ー -ァ′ 【パッシブスキル】 《娼婦の手管》(4/10).
/.:: /.:::::::::::::::/..:::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.\::::::.ヾ;,:.:.:.:.:. / 【アクティブスキル】 《聞き耳》気力1使用
/.::/.::: .:::::::::/ .::/.::::::::::::::::::::.:.:.\:.:.:.\::::::.`¨¨´ :} 【行動力】 3+2/3
/.::/.:::/.::::::::/ .::/..:::::::::{::::::.:.l,::::::.:.:.:..\:.:. 丶、::::::::ノ ※《娼婦の手管》により増加(増加量=Lv/2 四捨五入)
j.::; .:::/.::::::::/ .::/.:::/.::::ハ::::::.:.ヽ::::.:.:.:.:.:..ヽ:.:.:.:..`Tフ:::| 【気力】 2/2
., -─くン_ j::l::::::i:::::::::,゙.:::/::::/.::::/ l,:::、:.:.. \:::.:.:.:.:.:..',::::.:.:.i:::::::| 【性行為】SEX
{ 。\ン」::|::::::i::i:::::{::斗-┼-ミ l,::: \:.:.-┼-ミ:.:.}::::::.:.!::}:::| 【値段/最低価格】 10円/8円
`ヽ、 。\ン┐:i::i:::::|L:{:::::ハ:_} ヽ:、 \:.:..\::V}:::::::::i:,'::::|
'. o ゚ 。`く{ i::i:::::| ィf'ァトミ、 _ッ孑テミ !:::::::::ハ::::| 【売春値段表】
'. \丶 丿:i::i:::::l〈(. トr:'゚心` '゙ん'゚::)} )〉i:::::::/`}:::| SEX 10円/8円
`⌒ヽ,>>\i::i:::::ヘ 弋:.::.:ノ 弋:.:.:ソ '゙/.::::/ .ノ ::| 口 7円/5円
|\>>\:ー-` ¨´ i¨i´i T"::「:::::::::| 手 4円/3円
|::::::\ r-‐-、 :.:::.: :.:::.: イ|::::::i::::::::::|
|::::::::::〈ヽ. ヽ .._ ` ´ _. イ:::.!|::::::i:::::::::.!
|::::::i:::::ヽ、__ \::]勺i''ー--‐='爪{ }:|:::::リ::::::i:::::::::.!
l::::::i:::::i::::::::ヽ==ヽ:{い、 _」rヒ勺ノ.:::/.::::::.!::::::::.!
'::::::i:::::i:::::::::|::'===∨'/⌒「~{\//ハ.::/.::::::::::::::::::,'
'::::.!:::::i:::::::::い=== }///,ハ ', ∨ j/.::::::::/.:::::::/
V{:::::.!:::::{:::: }\___ノ >\:::} } V.:::::::::/.:::::::/
\ハ::乂ノ.::::::::::..\>>\,ハ、 `ー<ノ}/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しかるべき【言葉】と【行動】を指定して、相手を口説き落としてください。
【言葉】【行動】のいずれも【行動力】を1ポイント消費します。
【言葉】【行動】のいずれも、概ね一言、一動作程度です。(多少フレーバーでも可)
彼を口説き落とすのに必要な【言葉】【行動】が揃えば成功です。(多少フレーバーでも可)
【値段交渉】により、一夜の値段を増減させることも可能です。(最低価格以下は不可能)
値引き幅によっては、【言葉】【行動】が足りなくても、口説き落とせます。
【値引き交渉】は一回限りで、一度設定した金額をさらに変更することはできません。
【値引き交渉】で変更した金額は、本交渉のみの金額となります。
【値引き交渉】は行動力を消費しません。
書き込み例示
1……【言葉】よい夜ですね
2……【行動】指先を舌で舐める
消費行動力 2
________________________________________
続きの説明があります。
273 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:12:28 ID:UPPva4fM
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
また、【行為変更】を用いて、何をするかを変更しても構いません。
現在のままでは【口淫】をすることになりますが【行為変更】で【手淫】等にすることが出来ます。
【行為変更】も一度しか使えませんが、同時に金額も変更した行為のものに変更されます。
【行為変更】で変更された金額は、通常金額になってしまうのでタイミングには注意してください。
【アクティブスキル】は【行動力】【気力】を消費して使用が出来ます。
【聞き耳】は相手の【言葉】【行動】や【性癖】等が何かを、ランダムかつ断片的に把握できます。
ただし、1ターンで行えるのは、【言葉】【行動】【値引き交渉】【行為変更】【アクティブスキル】を
『合計で2行為まで』です。
例示 1
1……【行動】指先を舌で舐める
2……【聞き耳】
消費行動力 2 気力1
例示 2
1……【値引き交渉】 9円にする
2……【行動】 近づいて、手を握る
消費行動力 1
こちらの口説き文句が終われば、相手の反応が返ってきます。
相手の態度次第では、【諦める】ことも可能です。
また、言葉や状況如何では、【相手が立ち去る】ことも起こります。
『口説き落とす』『行動力がなくなる』『諦める』『相手が立ち去る』で、交渉は終了になります。
________________________________________
274 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:14:03 ID:UPPva4fM
読むことを考えて、3分後に再度安価を開始します。
よろしくお願いします。
275 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:17:25 ID:UPPva4fM
では、改めて……。
下3レスの合間に、口説くための行動を記載してください。
3レス埋まるか、5分経過時点で次のターンに移ります。
なお、269さんのものも判定に入れさせていただきます。
276 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:19:58 ID:Oc22HhDU
【言葉】……
【行動】上目遣いで見ながら相手を観察する
観察って大事やで アカンと思ったら逃げなアカンし
277 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:22:41 ID:UPPva4fM
5分経過したので判定を行います。
なお、レスの中に正解がなかった場合に涙子に不利な判定が出ます。
278 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:24:43 ID:UPPva4fM
>>269 Hit!
_,. -── ー- 、_
,.イ´: : : : : : : : : : : : : : : `丶、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ お仕事お疲れ様です、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ よければその疲れ、わたしで発散してみませんか?
/ : : : : : : : : : : /: : :ハ : : ト : : : : : : : : : :∧
/::j: : : : : : : : : :/: : ;' l !: : ! ',: : : ',: : : |: : : : :',
,': :!: : : /: : :;': :/.!: ;' | ',: :| ',: : : ',: : !: : : : : i
|: :l: : : |: : :;': :/‐|;' l ',::!-‐,: : : i: :j: : : :.l: :|
|: :|: : : |: :'ヘ/ ! | ',! ',: : :|:,': : : : :l: :|
|: :|: : : |: :i ィチテミ. ィチテォxi: : : : :l:.:.|
|: :|: : : |./ ヾ ん ハ ん ハ /|: : : /:...:|
|: :|: : : |ハ八 弋;ソ 弋 ソ j::/: l : |
|: :|: : : | 〈 , , , 、 , , , ./!: : : :|:. |
| /!: : : |` ヘ / /: : : :ハ !
レ .|: : : |.: : ヘ、 「  ̄} ,イ /: : : /!: :|
|: :.|: : : |\: : |> 、 ` ー ´ ,. <:::/: : : /|: |
|: :.|: : 人: :\! 八 _>-< ノ:ヘ:::/ : : /: : :!: :.| 「えっ、えっ?」
|: /::! : : |\: !/:: :l\lヽ∧/ :|: ∨ : : /| : : |\!
}:/: :|: : :|:.:.:.`/: :: |.:.::| | !:: :| /:: :/:::| : : |:: ::ヽ
/ :: :|:. :.|: :: :: \: |:::/ ハ V:|/.//: :: !: : ,゙:: :: ::l
{:: :: :|:. :.|:: :: :: ::ヽ/ _ムヘ、\::/ :: :: |: :.:|: :: :: :!
|:: :: ::',:. :|:: :: :: : :/ _|_ ∨:: :: : / :./..:: :: :.|
|:: :: ::ヽ |:: : :: :::{  ̄_|_ ̄ }:: :: :/: ./ :: :: :: :|
ヽ :: :: :ヾ : :: :: :::{  ̄ _|_  ̄ }:: ::.//:: :: :: :: ::|
|:\::: :: :: :: :: :: :{.  ̄人 ̄ |,: ::´:: :: :: :: :: :::/
ノ:.:.:.ヽ: :: :: :: :: :: :\_フ マ__丿:.:: :: :: :: : : :: :ハ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
言葉とともに、上目遣いにニコリと笑う。
男は驚きそのままに声を詰まらせたが、立ち去る様子はない。
言葉の真意を受け止めかねているかのようだ。
【感触は悪くない】
次の行動を指定してください。
下3レスの合間に、口説くための行動を記載してください。
3レス埋まるか、5分経過時点で次のターンに移ります。
279 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:28:24 ID:Oc22HhDU
【言葉】ここに溜まってる疲れを私が癒してさしあげたいんです
【行動】すすっと近づいて相手の股間に手を当てる
女性側の行動ってなんか新鮮
280 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:30:28 ID:UPPva4fM
5分経過したので、判定に移ります。
少々お待ちください。
282 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:34:07 ID:UPPva4fM
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,'ニ三三三ミ,' .',ニ三三三三三三三三三三三三三ミ.| `´` ヽ三ミ_ミヽ´
.,'ニ三三三三j '、三三三三三三三三三三三三三ニ', ,','`i.l i.i `.'
/三三三三/ ',三三三三三三三三三三三三三三', `´ !j `'
./ニ三三三i' iニ三三三三三三三三三三三三三ミ.i
iニ三三三ミ,' lミ三三三三三三三三三三三三三ミノ
|三三三_ノ ヽニ三三三三三三三三三三三三〈
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ここに溜まってる疲れを私が癒してさしあげたいんです」
するりと近づいて、男のズボンの前側に手を当てた。
「っ!」
男が身震いをして、一歩下がる。その背中が路地のビル壁にあたった。
表情は硬い。だが、その股間はナニカを期待するように、感触を変えている。
【男の唾を飲む音が聞こえた】
下3レスの合間に、口説くための行動を記載してください。
3レス埋まるか、5分経過時点で次のターンに移ります。
283 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:35:34 ID:hcQwfYIo
【言葉】こんな日は、人肌で身も心も温まるのがいいですよ……
【行動】正面殻腰を抱き留めて密着する
284 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:38:29 ID:Vc559LP2
【言葉】生活があるから、タダとは言えないですけど
…お兄さん優しそうでいいなって、思っちゃって…どうでしょう?
【行動】胸にもたれかかり、赤らんだ顔と甘い息を感じさせる
285 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:40:03 ID:UPPva4fM
判定に移ります。少々お待ちください。
286 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:44:03 ID:UPPva4fM
>>283 Hit!
>>284 Hit
, - ── ‐-
, ..' :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :`.
. / :: /:: :: :: :: ::|:: :: :: :: :: :: :: :: \
, ' :: :::/:: :: :: :: :::,'|:::i:: :: :: :, :: :: :: :: ::ヽ こんな日は、
. /:: :: ::/ :: :: ::/:: :/ |:: !, :: :: ::', :: :: ::', :: ::', 人肌で身も心も温まるのがいいですよ?
/:: :: ::/ :: :: ,イ:: :/. i:: | ', :: :: :',:: :: :: i :: :: :.
.:: :: i:: |:: :: ::.' .!::/ ', :| ,:: :: :!', :: :: |:: :: :: : わたしもタダとは言えないですけど……
. ':: :: :!:|:: ::,' |/ '.:: ' ::: :| .',:: :::| :: :: :::| どう、ですか?
|:: :: :|:: |:: :: | _ _ ノ ',| |::i:::| | :: :|:: :: :: :|
|:: :: :|:: |:: :/ レ、::|`'| :: :|:: :: :: :|
|:: :: :|:: レi `' `ヽ|::i :: :: |
|:: :: :|:: :::|:| x==z z==x |:: :|:: :: :|
|:: :: :|:: :::|:| |:: :|:: :: :|
|:: :: :|__!:! /// , /// ,レ'|:: :::|
|:: :: : |:: :: ' /:: :: !:: :: :|
|:: :: : | :: :::\ 、 __ , /:: :: ::| :: :: |
|:: :: : | :: :: ::| \ / | :: :: :! :: :: !
|:: _ノ.| :: :: ::| | .` 、 __ , ' | .!:: :: ::|` 、|
, ' ̄ .| :: :: ::| | \ / , .| :: :: :| ` 、
. i .|:: :: :: | ', ヽ./ ' .| :: :: :| ',
.| | :: :: ::| , /f:i-、 ,' .| :: : | !
,. ヽ | :: :: ::| V´/| rir、 V. | :: :: :| ,'
, ', |:: :: :: | // //!|,i ヽヽ | :: : | .,
. ', |:: :: :: | ヽニノ | |、ヽ'/ | :: :: :| /
. , | :: :: |\. | ! | |¨´ /! :: : ::! /
', .!:: :: :: ! \ .|_! |_| ./ | :: :: :| ./
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そのまま胸にもたれかかり、頬をあて、甘い息とともに囁く。
男の身体は緊張に塗れているが、やがて、彼の両手がゆっくりと持ち上がり……
289 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:48:08 ID:UPPva4fM
/ //:::::::/:::|:::::/ V:::::::::::' |::::::j V::::::i!::::::::::::!::::::i:::::::::::::::::::::l
. / /:::::::::::::;':::::i:::/ j::::i::::::' _!::::::!__,, i::::::::i!::::::::::::!::::::|:::::::::::::::::::::i 「その、えと……
. / ,:::::::/::::;':::::::レ' __ ,:::::j:::::i '"i ::::i! ̄ i:::::::::!::::::::::::| :::::! :::::::::::::::::::| す、すこしだけ、なら」
j |::::/::::::;:::::::::i ,ィ⌒ ム、:::::リ レ'`',,. レ'ーj ::::::::::::!::::::|:::::::::::::::::::::|
| |:::i:::::::::!:::::ハ .__ ``' "yf'炙芋アi::::::::::::::!::::::i´ヽ:::::::::::::::|
|::j:::::::::|::::::::∧<斧ぅミ` ' んrハ j} i!:::::::::::::i::::;:'"` } :::::::::::::i
i/';::::::::i:::::::::::::', ` {::rハ` V:;;:リ '' j!::::::::::_;;}::リr'´/ ::::::::::::::|
';::::::L;_::::::::∧ v;ソ `´ /_;;ィ'"´::;イ-イ´::::::::::::::::::| _,..
vーj:::``ーハ , /////´ / :::::::八;,_j:::::::_:_;;:ィ'"´ ̄:..:..
';:::::::::::::::j // j:::::::::' 〉`t'´:..|:..:..:..:..:..:..:..:. (やたっ!)
i:::::::::::::/' , ヽ ノ /::::::::' / /:..:..:.i:..:..:..:..:..:..:..:.
|::::::::::::; ヽ、 ,.ィ':::::::::' / /:..:..:..:.|:..:..:..:..:..:..:..:.
i::::::::::::i `i::.. 、 _ ,..ィ´ /:::::::::;' / /:..:..:..:..:.j:..:..:..:..:..:..:..:..
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
涙子の両肩に、ゆっくりと置かれた。
内心でガッツポーズ!
「ふふっ、ありがとうございます。お部屋、用意してますから。ご案内しますね」
男の手を握りながら、甘い声で告げる。
男は、ゆっくりと頷いた……。
290 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:50:23 ID:UPPva4fM
お疲れ様でした。ありがとうございました。
なお、彼の琴線ですが、
1 意味をぼやかせた『お誘い』の台詞があること! ただし直接的な誘いの後では無効。
2 肉体的なぬくもりを伝えること。
あるいは、暖かいところにいきませんか? 等の台詞。
3 値引き
の3点でした。
291 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:52:47 ID:Vc559LP2
…か、肝心のシーンはよ!
292 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:52:47 ID:Oc22HhDU
>値引きが琴線
なんでやろ?
293 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:52:57 ID:UPPva4fM
あんまり押しすぎると逃げたり、沈黙すると、気まずくなって逃げる設定でした。
この後、本番シーンではありませんが、行為導入シーンだけは作成済みですので、投下いたします。
寸止めになりますけれど。
295 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:55:59 ID:UPPva4fM
_ ........... _
,,:::´::::::::::::::::::::::`:::::....
. /:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::ヽ
/ :::::::::::::::::::::;'::::::i:::::i:::::::::::::::::::::. 「どうぞ、入ってください」
,::::::::::::::::::::::::::|:::::;:| :::|::::::|:::::i:::::::::
,:::::::::i:::::::::::::|:::|_:/_|::/|::::;ハ::::|::::::: i
. .::::::::::|:::::::::::::|/j/ /`|:/ ´j:ノ::::::|::|
i::::::::::|:::::::::::::y"斧ミ / ィ斧、!:::|i:|
|::::::::f^V:::::::!|゛弋:リ ヒリ ':::::i从
|:::::::::ヽt\:八 , ,ハ/
|:::::::::::::::¨ヽ _ ′
|:::i:::::::::::::::::i丶 ´ー' イ
,:: |:::::::::::::::::| > イ ::|
.:::: |{:::::::i:_:_:_! !__::::| :::| 「う、うん」
,::::::八::::::∨,∧ 、_ ヾハ:| :::|
レへ/∧::::∨/∧-‐==‐-f| :::|ヽ、
/ `ヾヽ::∨/∧////f八:::{/ ハ
. / iヘ:{//,∧///{//,ヾ /
/:./ :. 、: :`ヽヾ'ヘ//{// /:| i
. /´ :. ゝ: : : :`ヽヾ{〃: : :/ i ′|
/ :. ` ー--r‐‐r‐ ' :. !
y′ j≠ヘ } !
/ /: : : : ヽ / :.
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
鉄で出来たドアをあけ、男を促す。
さっきまで寒さで赤かった頬を別の意味で赤く染めた彼が、迷いを残した顔で頷き、扉をくぐった。
296 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:57:22 ID:UPPva4fM
| | |: | | ;: :; i ;: ::; || :| ::/
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∧/ ヽ.. | | ;: :;; .i ;;: :;;i\__|| :| {-=ニ
====ゝ ,/``ヽ∨_____ _;;:____:;;_ ;! ;;; :;; | l─‐ ||,,,_ | {ニ=-
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{: :: :}l |/,(⌒ヽ/ ノ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: : `} !_ __ _ ; ;;; __ _ _:;| | .:::|ト、 _ :| {ニ=-
}:.:.:.:{| |ニニニニ { : : : : : : : : : : ──────"、: :( | | .:::|| \ :| {-=ニ
匕___,,ゝ ̄/| ,,): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ _ノ \|__.!||\ :| {ニ=-
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ヽ、ヽ-= ≦ ̄ ̄ ̄i゙i、⌒ ⌒ ⌒ ⌒⌒ ⌒ ⌒ " ゙|_| ̄ ̄ ̄i!{ニ=-
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彼の後について入った涙子は、なれた調子で電灯のスイッチを入れた。
天井の電球が、何度か点灯……というよりも明滅してから、ぼんやりと室内を照らし出す。
安ホテルの一室は外見と同じでぼろく、そして狭かった。
部屋には申し訳程度のキャビネットと、ボロボロのベッド。後は申し訳程度の調度品がある程度。
辛うじてシャワーとトイレはあるが、やはりユニットバスだ。
だがこの界隈では、これが標準的な部屋である。
297 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 20:58:48 ID:UPPva4fM
, -――- 、
/三三三三=ヽ
/三三三三三三ヽ
l三三三三三三三}
l三三 三三三三/ ゴクッ
ヽ=三三三三三{
∨ニ三三三三/
__/三三 三三/
_, - '" ´三三三三三 ヽ、_
/三三三三三三三三三三三三三` ヽ、
/三三三三三三三三三三三三三三三ヽ
/三三三三三三三三三三三三三三三三 ',
/三三三三三三三三三三三三三三三三三',
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
唾を飲む音。
後ろにたった涙子からでも、彼の喉が動くのが見えた。
下に目を転じればその脚は靴を脱ぐことなく、小さく震えている。
298 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:00:17 ID:UPPva4fM
. /: :/: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ: : ::/ }\__}: : : : : : : |
}: :/: :/: : : |: : : : : : l: : :丶::.\: : : : : :.l: : レ、ノ: : |: : : : i: : : : |
|: :i: : : : : : |: : : : : : :l: : :l: :丶::.\: : : : l: : : : : : ::|: : : : |: : : : |
|: :l: : : : : : |: l: : : : : |: : :ト、: :.\:.:ヽ: : : l: : : : : : :|: : : : |: : : : | (! この反応。もしかして……)
|: :l: : : : : : |: |: : : : ::.|: : :L,ィ≦「丶:.\: l: : : : : :├、 : :|: : : : |
|: :l:l: : : : : |: i: : : : : :|: : :l ,.ィャラ゚尓、 Y: : : : : ::|、 V: :|: : : 从
|: :l八: : : : |⌒丶: : :.|从:| トf..:::rイ〉|: : l: : : ::|, }: :|: : : :::∧
|: :l: :ハ : ::リィfラ゚心\j' 乂z少 |: : l : :/ ノ: : :|: : : : : ∧
|: :l/:∧:.Ⅳ V::::リ |: : i/r=': : : : :l: : : : : : ∧
. |: :l:/ : :\ヘ ゞ' |/ / /: : : : : !: : : :ヽ: : ∧
. |: :l: : : i: : :ハ 〈 / /: : : : : ::ハ: : : : : : : :∧
|: :l: : : : / ヘ ____, /: : : : : :/ャ==ァ、: : : : : ∧
. |: :k: / \ マ´ ノ / /: : : : : :/≦::.::.::.::\: : : : :丶
l!:/ > ー‐´ イ /: : : : :イ───<::.:\: : : : :\
´ |: : : ≧ -< ヽ /: :/ `丶\: : : : :\
|:.y'}}::.::.::.::.´::.::.::./ \// `丶 \、: : : : : :\
/ l }}::.::.::.::.::.::.::.:ト- / \ \: : : : : ::.\
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i V::}}::.::.::.::.:.l::.::./ ヽ ヽ: : : : : : :
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
涙子は頭の中でその可能性にいたり、内心でニンマリと笑みを浮かべた。
街の北に住まいを持つほど、基本的にガラが悪い。
その中でかなり珍しくフォーマルな格好で丁寧な対応をしてくれた相手。
誘ったときと、いまの反応。
299 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:01:48 ID:UPPva4fM
_
.. - ´::::::::::::::::` ::. .
, : ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`: 、
/:::,:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.':::/::::/:::::,ィ::::l::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::ハ
.':::/:::::,'::::/::!::::|:::::::::::ヽ:::::lヘ::::::::::::::::::::::.
.':::,'::::::,'::.ィ::::|:::::!::::l::::、::::r‐ゝ。マ::::::::::::::::| (きちんと相手したら『いいお客さん』に
l::::l::::::ムャハ:::i!::::ト:::|、::ヘ::l`7人ゝ::::::::::::::::! なってくれるかもしんない)
',::l:::::::!,リ、 l::lト、:!`ヾ、 ::::!:::::::::::|:::::::::| :::::::'.
',::::::::l'f.:} ` -zミ:、 `、|::::::|::::|:::::::::|:::l::::::'.
!::::__|ヒj l:.:.lヾ、 .!l:::::!::::トヽ:::;::::;:::::::'.
jハ}ヘ| r ヒンノ !:l:::::l:::::! }/ :∧::::::'.
r 二つ /// |:i!::l:lハノン::::∧::::::::::'.
{ イ. _\`、ー=ァ リハルミ::::/::::∧:::::::::::::'.
ヽ ヽ\ , ':::::∧::::::::::::::::l
丶 ` -―, ´ヽ , ':::::::/>、::::::::::::::::|
涙子の値段は娼館のそれより安く、しかしこの辺りの同業者――夜鷹のそれよりも、若干高い。
また、声をかけられるのを待つのではなく、極力自分から売り込むことで客を探している。
これは安売りしないという意味ではなくて、高いなりに少しでもよい客層を、ということを意識しているためだった。
この仕事を始めた当初、何回もやり逃げや値引きに遭った経験で、そのように決めている。
(その分、清潔さとかでお金かかるからトントンなんだけどね)
風呂、石鹸、場合によっては下着。どれもただではなかった。
まぁ、それはいい。
そんなことよりも、今は目の前にいる、この『お客様』だ。
後ろ手にドアをしめる涙子。細い指先が、シリンダー錠を回す。
300 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:03:20 ID:UPPva4fM
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r,:::ヽ
,.:'::::::::::::::::::::::::\::::::::::_| レ'7:ヘ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::‘ーァ oく:::::∧
. ,′ ::::::::::::::::::::::::::|:::::::‘,::::{_ノ\〉::: ∧
::::::::::::::::::::::i:::::::|:::|:::、::::‘,::::::‘,::::::::::::.
i:::::::::::|:: |::‘,:::}斗‐ヘ{ヽ:i::::::::!ト、:::::::::::::. どうしたんですか? 中にはいりましょーよ
|:::::::::::ト、{ヽ::ヽハ ィ斧ミx|:::::: !|ハ}:::::::::::::.
. |:::::∧{ rzュ、ヾ{ 弋:う'"|:::::i八ノ::::i::::::::::.
. |:::::::∧゛弋リ ´ j// /::::::|{:::::::∧
. |{:::::::::ハ ' / /:::::: 八::::::::∧
八:::::/ ヽ , ′::::::::/77ヘ::::::::ヽ
∨ 个:... ` / /:::;:,´´ ̄`ヾヽ:::::::\
|::::/7≧‐<{ヽ./'´ `ヾ::::::: \ 「っ」
|:/{/////,/{__/ ヽ:::::::::\
,′∨///,{,// ヽ::::::::: \
i ∨//{,/{ ‘,::::::::: \
_________________________________________________
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ガチャン、カチン。
乾いた音。鍵のかかる音。予感の音。
男が肩越しに振り返る。こわばった表情。だが、期待している表情。
それを指先を、ペロリと舐めながら、薄い笑みを浮かべて見上げる。
蟲惑の視線と、艶のある仕草と、甘い響きを含んだ吐息。
練習し、意識的に作った媚に、男は慌ててカクン、と頷くと、バタバタと靴を脱いで部屋に入った。
301 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:05:29 ID:UPPva4fM
, --==-- 、
_/_,,,,,,,,_ \
/ `ー-`ヽ. ヽ
./ ', \
/ , 、 ト、 ヽ
.. .' l.i.l }、ヽ ∧
.' l.i.l .' ヾ,ヽ ヽ ,....-=-....、
l. l.i.l .'. ヾ,ヽ_,,,_\ /::::::::::::::::::::::':.....、
l. l.i.l .l /,......-==ニ=<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::.....、
l. l.i.l .l、 //:::::::::::::::::::::::::`ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':.....、
}, __l.i.l_i ヽ_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':...、
j , =-  ̄/ __,>'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::...、
}/ ./ ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'....、
..,//. ,' .,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::...、
..{ ヽ, .; l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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..ゞ 、 !. .i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\ヽ、 ', ';::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::;r-、i
`ー-=-, ',__:::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::;、l ヽ、
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∨:::::::::n_,ノ /´⌒ー'′ ヽ ./:::::::::::
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i } /:::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これは間違いない。ハジメテの人だ。
ズボン。隠そうとする余裕もないのか、パンパンに盛り上がった股間が見えた。
狭い部屋の中でどうしていいかわからず、立ち呆けている彼が自分の方に視線を向けたのを確認してから、
涙子はゆっくりと、靴下を履いた脚を見せ付けるように靴を脱いだ。
膝上、太もも半ばまでのスカート。持ち上げられた膝が布の端を持ち上げ、中が見えそうで――彼が目をそらす気配。
口元だけで笑い、涙子は何も気がつかない振りをして、部屋にあがった。
302 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:07:22 ID:UPPva4fM
__
,r.''.三三ニヽ
,'ニ三三三ニ.i 「あ、あの、僕「お兄さん。コート、ぬいじゃいましょうか」……え?」
i三三三三三{
l三三三三三}
`、三三三ニ.j
j三三三ミ,.'
_ _, , .イニ三三三L
,.'´三. ̄ニ三三三三三ニミ 、
,.'ニ三三三三三三三三三三ニ` 、
r ''ニ三三三三三三三三三三三三三ミ!、
./三三三三三三三三三三三三三三三三`、
. . ../ニ三三三三三三三三三三三三三三三三ニ.`、
,r'ニ三三ミ,_‐''"',三三三三三三三三三三三三三三.',
.,r'三三三三三ミ'`'ニ三三三三三三三三三三三三三ニ\
/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
.′::::::::::::/:::::::i::|::::::i:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. コートですよコート。ほら、皺になっちゃいますよ?
. .::::::::::::::::;′:/::|::|::::::|:;ハ :::::i::::|:! :::::::::::::::::::::i
i::::::::::::::::|:::/::斗:|=ミ!:| |::|:::|:斗!=ミ::::、::::::::::| あ、鞄は壁にでも立てかけておいてくださいね
|:::::i::::::::::|/ j/ Ⅳ}::八{ };ハ::|:::八{ jハ:::|::::::::::|
|:::::|:::: ! :| / j/ 乂 j// / j/!:::::::: |
|:::::ト、:|:::| x=ュ、 x=ュ、 , |::::::: !|
|::八 (\| " ,: ト、::::八
|::::::::\ _` ′ ,ノ:::i∨
|::::::::i::::::|:ヘ r―‐ ┐ ::::::: |
|::::::::|::::::|:::::ヽ ゝ У イ:::i:::::| 「う、うん」
|::::::::|{::: |::::::::::> イ:::|{:: |:::::|
|:::::::八:::、:::::::::::::::| `¨¨´|::: |::::|:::::|:::::|
|::::::::::::ヽ:::ヽ/7f´ `{77,|:::::|:::::|
|::::;:ィ77∧:::∨∧‐ 、 __|// |:::::|≧x
|/∨///,∧:::∨∧‐===‐-| //|:::::|///`ヽ
| ∨///,∧:::∨∧//////|// |:::::|// ,ハ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
手早くコートをハンガーにかけ、それからすぐ。今度はスーツの上着を脱がせる。
鞄を置く位置を迷ってあわあわしている男は、またも抵抗できない。スーツはすぐに、コートの横に並ぶこととなった。
303 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:08:59 ID:UPPva4fM
.................
....:::´::::::::::::::::::::::::::::`::...
..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「 ゚。:::\
/::::::::::::::::::\::::::::::::::::r―┘ ー┐. さて、じゃあ、どうぞ座ってください
..::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::: ⌒7 °〈::::::::゚。
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.′::::::::::::::::::::::| ::::::: |::::::::::゚;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.::::::: |::::::}| :::: 斗::l…:|:\:::::|::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::
.::::::::::|::::::}| ::::::: |:ハ.斗ぅxヘ:|:::::::: i:::::|::::::::::::::::::::::|
i:::::::斗‐:八 ::::Ν 〃{ {:::ハ犲:::::::::|:::::|⌒ヽ:::::::::::::|
|:::|:::八{厶 \{ Vこン ::::::::::::|:::::|⌒ :::::::::::: |
|八::::::: {{{::ハ ノイ:::::斗匕そ 八i::::::::| 「う、あ、う、うん」
|::::::\:八 Vリ ノ⌒′ ゞ /::::::|::::::::|
|:::::::::::::ハ 、 厂::::::::::::::::::::: |
. 八::::::::/::::::. -‐=¬ / /:::::::::::/:::::::::::
\{\_人 \{ 丿 /:::::::::::/::::::::::::::.
介:... / /:::::::::::/__:::::::::::::::\
/:::::::::::::> __ . イ /:::::::::::/ニニニニニ=-ミ: \
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/::::::::::::: /. -=ニ厂ニニニ.:::::::::::: ニニア^ 〉::::.
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上着をかけ、自分のコートもその横にかけてから、涙子はベッドに腰を下ろした。
ポンポンと、自分の左隣をたたく。
まだ迷いの色を顔に乗せたまま曖昧に頷いて、男は人一人分の空間をあけて、腰を下ろした。
304 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:10:19 ID:UPPva4fM
/ : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :\ \
/.::.::.::.::.::.::.::.::.::/.::.::.::.: i.::.::.::.::.::.::. i.::.::. !.: i.::.::.:ヽ.:∨〉
. / .::.::.::/.::.::.::.::.::.:,'.:: .::. i.:: !.::.:: i.:: .:: .:|.::.::.:|.::.|.::.::.::.:i.:∧ヽ
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i.:: .::.: i.::.::.::.::.::. |.::|.::.::.::.:|.::.|.::.::.:|.::.::.::.:|.::.::.:|.:: ハ.:.::i.::.|.::.::.::',
|.::.::.::.:|.::.: .:!.: .: |.::|.::.::.::.:|.::ハ.::.:∧.::.::.::|ヽ.斗―、.::i.: |.::.::.:: i
|.::.::.::.:|.:: .: |.::.:: |.::|.::∧∧=≠=ヾ.::.::.i ´}/≦/∨}.::|::.::.::. |
|.::.::.::.:|.:: .: |.::.:: |.::∨j/,x≧≦、 ヽメ ァく:ヽ⌒ヾ:ハ.: .: |
|.::.::.::.:|.:: .: |.::.:: |.::.::.,ァア、::::ヽ`ヾ )::i} /.::.: i.::.::.|
. !.::.::.::.:ヽ.::.:|.::.:: |.::.::((、{ )::::i} r'zリ 小.:i.::|.::.: |
. i .::.::.::.::丶:j.::..::.|.::..:::.代r'zン `¨´ j^ヽ.:j.::.::.}
. |.::.::.::.::.::.人\.:j.::.::.: | ` | \.::j
. ! .::.::.::.::.::.::.:ヽ \.::.: | i
. |.::.::.::.:i.::.::.::.::.: ̄ ̄ヾ ー - ´ ノ
. |.::.::.::.:|:.::.::ヽ .::.::.::.::.| 、 イ (んー、やっぱり緊張してる、かぁ。まぁそうだよね。
,' .::.::.:∧.::.::.::\.::.::.::| > <.i::| ……もしかしたら、今日はかるーく、の方がいいかも)
/.::.::.::/.:∧ .::.::.::.:\ :| ≧≦.::.::.::. | |
,'.::,'.::./.:/:.∧ .::.::.::.::.:∨ ̄`ヽ |.::i.::.::.::.: | |
i.::i.::.::.:/.::/.:∧ .::.:: .::.::.:ヽ `ヽ、 |`\.::.::. i.:|
| :|.::.::.::.:/.:/.ハ .::.::.::.::.::.::\ \ ヽ、ヽ.::.: ∧
| :|.::.::.::.::./:/ニニヽ .::.::. ::.::.::.:\ \ } ∧.::.::.:ヽ
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男は視線を微妙にそらしている。視界には入れているが、身体までは見ていない。そんな態度だ。
うん。
方針変更。とりあえず、今日は最後までしない、という方向でいこう。
ハジメテは、大事な人とすべきだろう。
305 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:11:43 ID:UPPva4fM
,.:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::ヽ
. /:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::ヘ
/:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘,::::_:::::::::::.
,:::::::;:::::i:::::::|:::::|::::::::::|:::::::::::::::::::::i::::{ レ'7:::::
. .:::::::′ |:::i:::|:::::|::::::::::|::::_:|_::!::::|: |::ノ oく::::::i
i::::::i:::::::|斗 |-;ハ:::::i:::|´::::ト、|;ハ|: |:ゝ'{_トイ :::| (で、わたしがそのダイジナヒトになれば、
|::::::|:::::::|:::|;ハ:{ i:::|:::ト 、{,斗=x、|:::::::::トt ::::| 『いいお客さん』がまた一人っと)
|::::::|{ ::::|V"斧x、ヾト、! "ん::ハ Y::::::::|k}:::::|
|:::::八:::::.{{ ∨:rj 弋::ソ j「:::::::|/:::::,ヽ、
|:::::::::::ヽハ ゞ゚' ´ |::::/::::::/// /ヽ、
|{:::::::j{:イ:∧ ` ノ ´,::::::::/// ///ハ
. 八/イ/|::: ∧ 、 ノ , ' /::::::/// ///′
{//,|:::::::个 / ,::::::://///ソ i
. ト、/|:::::::::|/ハ ≧=‐- ´ ,:::::::,///,/ |
、:`|:::::::::|//ヘ`ヽ、 , -‐ i:::::::|// ..:/ |
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ヽ|::::::::八 : `: :.<//>: : |:::::i:|〕 ′ ソ 、
. |:::::/ ヽ二二二∨77二|::::从ー 、 /
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そう考える自分に、ちょっとだけ寂寥感。そしてそんなことを考えられる彼に、ちょっとだけ罪悪感。
それでも自分はもう、こういうオシゴトをしているのだ。
嘘は身体と同じく娼婦の商品で、真贋見抜けない男は真心と金を浪費するしかない。
ごめんなさい、と心の中でだけ呟いた。懺悔は、それで終了。ここからは商売の時間だ。
306 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:12:28 ID:UPPva4fM
'. :. ハ / /
', i ハ _/ /
Ⅵ ハ / ' 「ね、お兄さん」
‘, ハ rく l /
∨ ヽ , -――一'´ ヽ 丶 \_ /
V / 〉 _/ , , | \  ̄ /
‘ // /´/ / / , \_ _/
∨ _/ l / , ' / /  ̄厂 「な、なにかな?」
} 〃/ / / 〃 /
く_ /// / / ___,/ /
八 ̄ {/ / / // /
丶---し' / /`/ , -‐'´
L∟.'´ └ '´
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ずい、と上半身を近づけて、下から覗き込む。
軽く仰け反る彼のベッドについた右手に、涙子は己の左手を重ねた。
そして問う。
「こういうの、ハジメテですか?」
307 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:13:41 ID:UPPva4fM
,r.''ニ';;'´ヽ、
,'ニ三三三ニ.`ー.-ー 、
,'ニ三三三三ニ,、ニ三三ミ .ー、
〔ニ三三三ミノ .L三三三三ヽ
_,ノニ三三ニ.,´_,,.-‐ー-.ゝ三三ミ,ィ
.,.-‐.ニ三三三三三三三三三三三ミ,.r" 「そ、それは、その」
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..,'.ニ三ニ,ミ三三三三三三三三三三ミ|
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明らかな動揺。うろうろとする視線。
0.5秒だけその表情を見上げてから、涙子は不意ににっこりと笑みを浮かべた。
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,.::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ノ o く::∧ ふふっ、じゃあ今日は、
. /::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘,::::::::::ゝ':{_トイ::::∧ かるーくにしときましょうか
. ,′/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘, ::::::::::: i::::|::::::::::.
i:::::′:::::::::::: i:::::: |:|{::::::|:::i:::::::';:::::::i::::::|_:::::::::::::::
|::::i:::::i::::::::::::|::::::!|:ト、::::|:::ト、:::::i::::: |::::::} Y::::i::::::i
|::::|:::::|::::::::::::|::::::!|:|}|:::::}厶 \{::i:::|:::/そ}::::|::::::|
|::::|:::::{::::::::::::|::::::!|:|リ匕 ,.yfチ斧「::|/ ゞ/!::::|:::::::.
|{:::、::::::、:ト、斗ミ八{ 〃弋うソ::/ ,{i::::::::|:::::::‘.
. 八::::ヽ::::\ヽ{ ___ ヽ ´ ´ Y:::::::|::::::::∧ 「え……」
ヽ::::\::;:ヘ '⌒゛ / !{::::::|ヽ、:::∧
ヽ:/ヽ::ヽ 、 /} / 八:::!|//>x∧
ヽ个:.. ーく__ノ / :::: 八/////≧x、
/|7|:::::::≧=‐‐く /::::::://////,> ,‘7ヽ
, |/,|::::::::|/,|、 ` /:::::::////>'xf7> ´ ̄`ヽ
i ∨|::::::::|/,| ` ‐ ,::::::::,///// / :.
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308 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:15:18 ID:UPPva4fM
____
. -‐'´.:.:.:.:. ̄ミ:. 、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.\ やっぱりハジメテは、好きな人との方がいいですもんね。
'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.iい、 だから今日は、ちょっとだけのアバンチュールを、楽しみませんか?
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:_:_j V^! あ、もちろん御代はお安くしときますから
/.:.:.:'.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.i:.:.!:.:.:.:.:.:.:{___,(_}〈:.:,
. .. ..! .!:.:i:.:.:.:.:.:.i:.:.!、:.:.:.:.:.:.:.:{ }し:.:′
i:.:.:.:.i:.:.:.:!:.:|:i:.l:.:.:.:i:._|厶:.:.:、:.:.:.:∨:!:.:.:.!
|:.:.:.:.i:!:.:_!j_|:i_j:.:.:.:{:.:jハ{\|∨.:.|:.:h:.:.|
|:.:.:.:.i:!:.!从{:j厶:.:.:.V i介弌Vi:.:.:|:.:「l:.:.| 「アバンチュールって……」
|川:.:!|:.i:.iY弐い\{ 弋J}「:.:.:.|//:.:.:|
i:.:|:.:.|:.i:从弋J} ´^'|:.:ル1':i:.:.:.|
i:.:|:.:.|:.i:.:|ヽ´^′} |/ /|:.:|:.:.:.|、
|八/|:.i:.:|:.∧ -rー'} |:.:|:.:.:.l:.\
{ `|:.i:.:|:.|:.:.i`ト.. __`¨´ / ,:.:.:!\_:.:、:\
|:.i:.:|:.|:.:.|?逢{;/^i下\ /.:.:.:|/;⌒7^'^iぅ
|:.i:.:|:.|:i:.|?逢{/ / ;{\ 〉.:.:.:.:.{ ; _;ヅ _;ツ あ、女の子にそんなこと言わせたいんですか?
|:.i:.:|:.|:リ .}/ /{ ;{ /.:.:./.:.:; _;ヅ _;ヅ もー、お兄さん、エッチなんですから
|:.i:.:|:./ '^ '¬、;V.:.:./.:.,1!ヅ _;ヅ
{:.{:.:/ '二Z‘′.:'.:./ !「 _,;ヅ
、V /{乂; j:.:.:.i:.:{__j:|;ヅ {
} /} , `^1:.i:.|i:.|フ/′ 、
/{{ '{∨ , ,ハ !:.l:.|i:l|/ \
{ `7⌒^}/ / /{ い:|i:l{ . 、
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{ } }/|:i:.:|:i:.:.} !、 \ 「い、いや、そんな」
、 .ノ /.:.|:i:.:|:|:八 j 、
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「くすっ、いいですよ? サービス内容は、きちんと言わないと、ですもんね」
時として、赤裸々な言葉は裸体以上に興奮を誘う。
涙子の右手指が、見せ付けるように、己の唇をなぞった。
309 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:17:16 ID:UPPva4fM
/:::::/::::::::::八.V', :::.:.::. , .::.:::.: /!:::::::|:i:::::::::::|
__..ィ::::::/:::::::::/::::/ゝヘ _ , ,.:::!:::::::!:|:::::::::::!
_,.. -=.:::::::::::::/:::::::::::/::::/:::::/::::> . `/ } ´ .イ::::::|:::::::|:!::::::::::|
,..::::´::::::::ィ:::-=彡::::::::::::::::::::/::::>--- ≧' /--=≦ .ト<:!:::::::|:!::::::::::!
/:::> ´.:::::::::/::::::::::/:::::::::/:/ Vハ _ / ./ミ= -- =彡.リ |:::::::|、::::::::::! わたしのお口で、お兄さんのを……
/:::/ /:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::/:/ヽ Vム/ У /--、////彡/ |:::::::! }7ト、{
,.::::::/ ./:::::::::;:::::::::::/::::::::::::::/:/ 、 ∨ / ' -- ', ̄ ヽ/ .!:::::::V// 〉 たっぷり、アイしてあげちゃいますから
/::::::/ ,::::::::::/:::::::::/:::::::::::::::;:::ハ i ´ -- }==ミ/ |:::::::::V ./ }
:jハ::::{ i::::::::/:::::::::/{:::::::::::::::{:::::::i ,. ヽ| 「ノ ノ=ミ、 {:::::::::::}/ {
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ヾ .',::ハ:::::::{ ',::::::::::::::::}:::::{ /ニニニニ`ヽ芥、 }} ` ヽト、::| / }
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ちろりと、紅い舌先が、薄く開いた唇の間から覗く。
それは夜の鷹が、獲物を見初めた笑みだった。
310 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:20:24 ID:UPPva4fM
というところで、お疲れ様でした。
この後は、スレッドを立ててからのお楽しみにさせてください。
決して間に合わなかったわけではありません。申し訳ありません。
今回の試験で、たくさんの反省点が自分でありました。
ですがそれ以上に、実際にレスしてくださった方の負担は大きかったかと思います。
不備や改善点等、ご教示いただければ、幸いです。
311 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:21:48 ID:Oc22HhDU
乙ぱい
女性側視点は新鮮だな!
312 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:22:03 ID:f4XS0EEM
乙
俺も佐天さんにエッチとか言われたい
313 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:22:56 ID:KuW7UYYc
おつおつ
314 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:25:46 ID:h3jQOCPk
乙おっつでした
エロいけど変にえぐくなくて良いね
315 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 21:25:48 ID:UPPva4fM
後は遺跡関係の試験がありますが、これはまた後日に回させてください。
なお、流石に毎回、この形式では行わないつもりです。
固定客等は簡単な成功安価と、一枚絵的なAAくらいかな、と考えてます。
色々な意味で時間がかかりすぎるので……。
それでは、お邪魔しました。
参加してくださった方、見てくださった方、ありがとうございました。
316 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:27:22 ID:UPPva4fM
すこし落ち着いて見直した結果、これ、行動力の算出がややこしくなりそうですね。
誰のどれを採用したか、ではなく、誰のレスを採用したか、でいくべきか、あるいはもう、ターン制にして、【娼婦の手管】のレベルが相手との交渉ターン数という形にするか……。
いやでも【行動力】の値も尊重したい……。
【行動力+】【娼婦の手管のレベルの2分の1の値】がターン数。
そして1ターン内での行動指定が2つまで。
こういう形にするのがわかりやすくていいでしょうか。
【気力】はそのままアクティブスキルの使用回数、という感じで。
固定客等との交渉には【娼婦の手管】のレベルそのままが判定基礎数値で、ダイスかクイズで成功判定、ですかねぇ。
317 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:41:03 ID:UPPva4fM
後はえっちぃイベントは、どうしたものでしょう。
毎回普通にスルだけというのもアレですが、某白猫さんのところのように、様々なシチュに対応できるほど応用力がないので、うーむ。
シチュの募集をしても、それが書けなければいけません。
そっち系のイベントはそれはそれで考えてますが、涙子以外のやつで考えてて、彼女のやつを忘れていました。
まぁ、おいおい考えていくことにしましょうか(逃避)
318 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/28(土) 02:37:20 ID:W3QNtKQA
エロ要素を持ち込んだスレを成功させる秘訣は、エロを楽しんで描くことだと思いますよ
319 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/28(土) 05:26:41 ID:uBP.O9tI
正直に言おう
遺跡攻略に必要なデータを覚えたり、この先成り上がるとして色んな人脈のデータを覚えて、
それらを考えながら必要な遺跡に必要なメンバーや装備を整えてみたいに、ただでさえスカの安価スレは覚えるべきデータが多いのに。
娼婦業としても必要なデータや口説き安価とかまで必要な傾向を覚えて考えるのは非常に面倒。
仮にこのまま娼婦スカを続けるなら、どちらに比重を置くか良く考えた方が良いんじゃない?
スカに比重を傾けるなら娼婦業の判定はもっと簡易的かつわかり易いように
娼婦業に比重を傾けるならその逆に
320 名前:名無しの工員さん[sage] 投稿日:2015/03/28(土) 05:29:06 ID:uBP.O9tI
後、娼婦側になってくどき安価を考えろつーのは有る意味読者にとっては新鮮ではある
が、代わりに難易度も相当高いぞ
そういう経験が有る人がまずいないんだから、娼婦ロールなんてまず存在しなかった的に
321 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/28(土) 08:15:30 ID:dfC7QuUE
おはようございます。昨夜はありがとうございました。
>>318
当方、対応できる趣味嗜好が狭いため、どうしたものかな、と考えている次第です。
エロスを描くのは、とても好きで楽しいのですが、様々なニーズにお答えする形は難しいかも、という感じです。
……邪神の方々は、どうやってああも見事にさばけるのか。羨ましいと思うべきか、思わざるべきか…・・・。
>>319、320
そうなんですよね。昨夜やってみて、数値的な意味でも実際面の手間の意味でも思いました。
私だけではなく参加した方の負担も大きくなるなぁ、と。
当初は【新規客】はこの交渉、【ひっかけた客】は簡単な成功判定という形で考えていましたが、うーむ。
交渉面は娼婦ロールというか、事前のモノローグで【琴線】を見つけるパズル、あるいはクイズ的な要素としてやってみました。
この交渉シーンをどういう扱いにするか、という点や、そもそも娼婦要素の立ち位置含めて要検討とは考えています。
いずれにしても、試験してよかった、というところです。
きなり手をつけていたら、重さに耐えられず、困っていたことでしょう。
とりあえず、遺跡についても一度、試験をしてみます。
ありがとうございました。
322 名前: ◆nJW8zJcmws[sage] 投稿日:2015/03/28(土) 09:55:58 ID:k4E7iswk
どっちかに比重は置いたほうがいいのでは?
両方しっかりやったら間違いなく糞面倒臭くなりそうなので……
336 名前:
シュマリ ◆zQrF8VDB4U[sage] 投稿日:2015/03/28(土) 12:17:27 ID:dfC7QuUE
アドバイスありがとうございます。
やはり双方となると重いですよね。うむむ……。
TRPGの経験はあるものの、10年以上前ですし、仲間内のぬるいルールだったので、かなり甘いです。
ともあれ、もう片方の遺跡関係もテストしてみようかと思います。
こちらは基本、本家と同様なオーソドックスなシステムを基本にしています。
本日18時から行う予定です。
テストを基準に、システム修正等を行いたいと思います。
よろしければお付き合いください。