1676 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 19:57:08 ID:W0nonv5k0
いるるるる
1677 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 19:57:18 ID:4viJOwT60
おるで!
1678 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 19:58:50 ID:W6fcSQfA0
いるかも
1679 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 19:59:55 ID:C01FIbjs0
いないかも
1680 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:01:40 ID:kokXs88c0
そうか……居ないのか……残念だ
今日は書き溜め無しだからいつぞやの超遅い行進になるからゆっくり行こうか……
1681 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:06:00 ID:kokXs88c0
.∥|:l\
.┌―――┐ i| i:! | |\
_________ | ̄ ̄ ̄ ̄| i| i:l::| |! l!::|||i
[. ] l ̄ ̄ ̄ ̄| i|::l:i | |i!:: !|||i
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .l .l ̄ ̄ ̄ ̄| i|::i!!:| |li l l||||
______ r~~~~~~~~ヽ ._l ̄ ̄ ̄ ̄|__l "'''ヾ !i!: il||||
/ ::'; :}  ̄ ̄ ̄ ̄ \ ゙'ヾ、|li:l
,/ l \ '!リ
/ __ _ . _ _ _ _,} \
レ'´ `´ `´ `´ ´ ヽ!
'| |'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃重い目蓋が開き、ベットの上で寝ていた青年が目を覚ます。
┃体を起こして部屋をぐるりと見回し自分がどこにいるのかを確認する
┃と、どうみても知らない部屋だった。
┃かび臭い掛け布団を剥いでベットから出ると、扉から一人の少女が現れる……
┃
┃此方を見て一瞬信じられないという顔をすると、笑顔ををほころばせすぐ傍まで駆け寄ってきた
┗
1682 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:09:02 ID:kokXs88c0
/ __癶ぅ) / 癶ぅ{\ ハ
′ {fγ{f ア } ((_杙必〉} ヽ i
¦ / 込辷ソ 癶辷り V
| i (( / l | | ({ \ ¦
ハ }′| | | | | | | | i \ ハ, |
/ ', | | | | | | T .ト _| | | } ノ 人 お兄さん! 目を覚ましたんですね?
. / } | | | }}_.⊥_| ハ/ / 从/ , / / / \
/ .′/ | | |/だTt}ァ'/ / r=ミ,/ / / ∧ 丶
. / / / ,}ハ人_{メ { 必 k 〉 弋zソ/ / { { \ \
/ / / ノ|} ((ヽ弋辷ソ , .:.:.:./ / 八 八 ハ ヽ
. /, -‐ ¨ / / / } ハ(( _ .., { { / ハ \ } \
/, -‐─… ´ ′ / | (介 . ` ´ , ィい Y / . y \ ¦
// / ノ/ / ∥ / } rz_> <γf\\_ __} .∨ \ ヽ }
{ { , / i / / イ./ Y^YひfてノY^\ハ ヽ ヽノ 人 丶 } ハ
ヽ { i / | !/ { /)う 乂Y {ニニ .} } } ∨´ ハ ハ / }
.} | | ( {, 人 | ∧ "´r」几几{f─‐ | } / ハ /' ¦ } /
.} | .ハ ハ \ノ / ∧ ヽ ⌒ { ヲ /// /' V ./ ′ /
{リ / Y } ′ , ハ }_fてノ| / { { } / ′ /
. { \ ヽ { /i / {| {, 八 \ ノ / ′ /
\ \\ ゝ-‐┐ /ノ /) (}| }V \ \厶イ ′ ,
\ \\ / V´ ( / ( リ 勹ハ ヽ } / /
ヽ ハ } / { } / ノ / f´ i ノi} .′/
| / / { ̄`ヽ,} 丿 幺厂 \/ / / (
____
/ \
/ _ノ ヽ、_.\
/ (●) (●) \ お兄さん? 自分が……?
| (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
1683 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:10:02 ID:kokXs88c0
_______
/ \
/ u "⌒``::::::::::::::::::'´⌒゙ \
/ .:::::/ o ヽ ::::::::::::::: / o ヽ::::\
/ ; ::ヽ 丿 ヽ 丿::: \
| ∪ ''"´'( j )'"´'' :| ……ッ!
| `ー-‐'′`ー-‐′ ; |
| u | / U /
\ ; |⌒ヾ`/ /
\ ∪ `ー一′ ィ´
/ ー‐ \
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃少女に呼ばれようやく記憶が戻ってきた。
┃
┃そうだ、自分はこの子を連れ戻すために家まで向かいそこから……
┃口に出す前に頭の中に先ほどの情景が鮮明に思い出される
┃
┃自分が殺されかけたこと、ネウロイを倒したこと、そして窓から飛び出したこと……
┃
┃白い靄が解け、全てが一気に戻ってくる。
┗
1684 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:11:16 ID:kokXs88c0
//y _ \
r''´Xメ}) / / / \\
./ /(/┘ ./ / / ノ / X糸
/ | // ./ / / - ´ / / / | ≧┤ヽ
| // / ./ / / / / 、 | ノ/KZソア あの、大丈夫ですか……どこか痛いところとか
| |/ ./ .// / // ./ ト/ | ≦xくノ|lハタ)、
|/ // / // /、 ノ / /| || / XK<ニミ彡 ヽ
| |/| / | / / / / `'-/、_// / / /ヾーミテン )
|/|/|/| レ´アミゝく ./ミ=、_ /ヽ| / / / / | i
| |li レ | K薔>イマ イテ ゚̄ミ、/ / / / / . /
| | |l | | ト=ケソ 廴o゚ソ/ ./ / / / / .,'´
.i | ..| | i K´ ` ヽ  ̄/ / // / / i
ハ| | | |(ヽ 、 _ フ´/ .// / /
|/ i i |)(i.\ ' ` // / ./ / / i
il | | ) ilハ、>.- ‐<仝/ / ./ / i
| }| |メ )、,(⌒)、,/⌒ / / ./ / i
| -―´/| |-、 ,- 、 ,、 / / `'''- 、_ノ / i
/ ゝ i`-´`-´`-´`/ / ヽ i
_____
/ ::::::::::::::\
/ ::::::::::::::::::\
/ ::::::::::::::::::::::\
/ :::::::::::::::::::::::::::::::\ あーうん、大丈夫だよ……思い出したから
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
| U :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 痛いところって言えば体全部かな……
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
\ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃額を流れる汗をぬぐい、少女と向き合う。
┃
┃彼女の手にはどこから持ってきたのか分からないが、包帯などの医療品が
┃山ほどかかえられいる。自分を治療するためだろうか?
┃
┃ふと自分の頭に違和感が感じられる……触って確かめてみると、布のような物がまかれていた
┃
┗
1685 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:16:30 ID:kokXs88c0
〃 .′ ./ 、 ‘,
i {{ { ;′ / } ‘,
{ ゞ、 { :{ ;′ } :}ヽ :}
{ マ≧i{、 .:{ :{ ___ ,} :} } }
{ `¨¨`ヾ,.:{ :{ r≦´ ̄ヾ} / } ;′i} :}
{', { }}:{ r―┴―,,イ}´ ノ' ;′i} ;′ i} :}
{‘, 人 / ̄ ̄/ /{乂: / __/__i}__ ′ i} :}
{ ゝ { ∧厂 ̄ ̄У} { \ ,イ ´ / } ./`ヽ i} :} 良かった……
, \∨ Ⅵ ,∠},ノ {ノヽ i} {{ / } ./ } ′
. 八. / /,人乂}´ 」 } / ゞ、 .;′´ ̄ ̄};′ } .:′
\ \´ゝ ゝ--`¨¨¨´ }__人{\ / ,.r=======ミ、_, }/
{\. \ \{\___,ノ / ヽ/ ゞ''´ ̄ ̄`''<;,ゞ´ i} /
\{ }i\. ヽ {\ 人__/ / /
,イi: \ ‘, {{ \} ,.' ′
../ i!i }\i} ゞ、´´´´´ 〈 ´´´´´´´´´´´ / /
:|i , 八 }} / ,イ
:|i: { メ、 、___ / / i{. /
:|i: 人 ,/ >。 \ フ / / -―一'
八./ ヽ >。 ゝ ´ ;′ / ´
// ./ ̄`ー一´ ̄ヽ>。. { 〃/
´/ r‐</ }\ ` ー‐一 ''' ´∨'./
{ \ 人 ヾーr==ミ/`ヾー厂 ̄`ヽ
. ノ { / ´ \
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃二人が窓から飛び出した際の落下の衝撃で自分は気を失ったらしく、
┃手近な民家まで自分を引きずって治療を施してくれたらしい。
┃
┃「君は大丈夫だったのか?」と尋ねると無事だと答える少女。
┃
┃自分が下敷きになったおかげで傷一つ無かったらしい……その言葉に青年は
┃どこか理不尽さを感じながも、話を続ける
┗
1686 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:24:45 ID:kokXs88c0
______
/ \
/ \ っておい! 待て、あのネウロイは!
/ , 、,,.-='、'、 \
/ `┬;;;:::┬′ ゙.゙、;;;;::',ノ \ 広場の方に居たネウロイは……
/ ⌒゙''''''´" `''''''" u \
| U | 伍長たちはどうなった?!
| |
\ /
\ /
,, -‐'''″ ̄`ミ`{.{@yiゝゝ
_,,,,i=η/ ヾ、`ヾ、)) l `'i
,//,i<迴'j i , ゝ \. (( .i i ! え、あの、お兄さんを運んでからは外に出ていないので……
l l / // i i 7 .i ヽ,ヽヽ i i l l ハ `!
l i / i l l l .i| | i i i ,ハ il i i ,ヽ ! みんながどうなったのかもさっぱりで……町の方はさっきから何も聞こえてこないです…
l i i l , l. ! |i|i l i i l i l l ハ7i i l i ゝ,.`'i
,i i l l ! i ヾ i l \i i lハi i i l ノl | i l .l }
. // /i| | i | i l_.,,((、ii、 |il! .だ``'i.7 l l| .'y l
//,'´ i\\ヾiFッミ''シ.i 弋_。沙7 //i ./ ./
イ .,/′ヽゞゞ≦汗彡' , ; // li | / /
/,,_ }li ゝ、i, )). _ _ ゚,lil .li l i ,l .{
l 7 i! !i)..ゝ..,_ . ´` ,/il il \\\
ノ i/ //-‐'′κ,`"- >ヾ ! >.-‐'ゝゝ\
/''" ~´ ,/ | k>っ>b, ,,.,ciyi)-ゝ \ヾ
7ζ _ / l ξl lゝ、 . /l .! i l iゝ`l
1689 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:33:08 ID:kokXs88c0
____
/ \
/ \ ……自分が気を失ってからどれくらい経った?
/ _ノ ::::::: ゝ、 \
| (○) (○) u |
\ (__人__) ,/
/ `⌒´ \
.. -─ ─ --{ { rく Fヘ ト } \
___{人シ-}ノ´ 辷{ーイノi \
/ `ナ '´ ((ー'⌒))ヽ \
/ / | |l l| | \ .ハ
〃 / / l! | |l l, l| ヽ \ | ハ i
i / / |(ヘ | |l |i l| l |. | / .ハ l
| .:′ .{ l !/ ノ| |l |i l| | | } { えーと、詳しい時間は分からないですけど、1時間くらいでしょうか……
| i | | {r′| |l |i 爪丁`メ.! | ハ.\
| | | レ─ェヘ.|人リ八!ハ从/ハ/ !| | / ', ヽ
. 八. | | ノX 必\λイ─ ,___ | .' / i )
/ } | |く λYシノf ノ .之z少 ./ / , / ノ ./
. / / ヽ,从!弋rマ辷彡 / / / / / /{
./ ノ } \. !)) "" , """ ,=彡イ / ./ /{八
./ ノ / ∧ u r─l/ r‐─--、,/ /\ \
/ / / ./ }丶. ´ ` l⌒レ./ / .八 /\ \ \
{ / { / ノ > . _ . ィ _| / / < \ \ ) )
} 〃 / { r──-マ r~7ノ / / へ、ハ. / /\
/ {i / / / / `ニニ┤-l { / / } / ハ \
./ 八{ .( ./. ‐─、_) ノ / /! / | / } )
. / \{⌒Y > )-'. / // / /\ / / / /
/ \ ト-!r-.、 / /./ / / ノ / / 人 {
' ノ \} [ |_ イ7/ / ./ /\ -一' / \ / ) }
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ',
./ ', 一時間もか……
l / .l
l 、__,ノ _,/tリ) .l
.', ゝ ヾリ `ー‐' U /
\ l 人 l /`ヽ
/ `ー、 `ー´_`ー' ‐' ',
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃窓から見える太陽もちょうど中央に移動していた。ネウロイが来たのは
┃早朝だから、自分が走り回っていた時間も考えるとちょうどだろう
┃
┃これだけ時間が経っていればおそらく決着が着いているはずだ……
┃
┃それが勝利なのか敗北なのかは知らないが……、恐らくは後者だろう
┗
1690 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:38:27 ID:kokXs88c0
., - ―===- .、
/ \
/ \
j .:.:::::::::::::::\_j \
| .:.:::::::::::::::::::r‐ミ'/⌒} ヽ あぁクソッ……どうする?
ノイ .:.:.:.:.:.: } ノ _ ム .|
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´ / /ノ ヽゝ .| とりあえず皆がどうなったか確認するか?
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { |
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く`{ i .| いや、下手に動くとさっきみたく見つかって……
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l `ソ_ }_/
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ >≦--.、ヽ / 銃も落としちまったし……
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ /
::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃まだ痛む頭を必死に捻り、次にどう動くかを考える
┃
┃もし動けるならみんなの状況を確認するために動いた方が良いのだろうが、
┃銃は先ほど落としてしまった。例え持っていたとしても、広場に居たような大きい
┃のには効くのだろうか?
┃
┃額に手を置き考え込んでいると、少女が口を開く
┗
1691 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:43:16 ID:kokXs88c0
r-、 ., 七'´ ̄ `` ミ=__,,/^ヘ
/ツキ/´ ((⌒(刻> ヽ
| Σン三ノ -フノヽ |l
| /ーっ | | -"ヘ 入
/| l | | || | | | || | | ヽ
/ | | | | | | r> | | || || | ノ | `、 あ、あの……
/ | || | | |=、ソノ| | ソー十斗ノ / / ヘ
/ i || | | ン<楼ミヽハノi =ニニ=,ノ / | ヽ ヽ 街に出るんですか……?
| | ヾ>、<トソノ 弋ツノ/ / | |
| ノ ヽ ((ヘ :::::: . ゚゛゚ |i / | |
| / | ノ ト rっ /ik | | i |
ヽ // -、ノ_>´ ̄i_- -- ´`しへソ l| | |
| | | | ヽi `) / ´= `ン <_/ | \ | /
/ i li / | ゛´<=>彡ニ`ヽ_ ⌒_ノil ヽ \ l /
/ il l >´ ´`) l <‐ー ヽ r- ´ \ li ハ
/ il y / /` ´´`ヽ ヽ ) ヘ \
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. /:. \
/: : : \ い、いや、どうしようかまだ決めあぐねているというか……
. / : : : ヽ
| : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,, l さっきのがまだうろついているなら街を歩くなんてできもしないし
|: : : ::; ( ○ ) ( ○ ) .;:: |
|: : : : : ´"''" "''"´ l それでもここで籠ってばかりじゃ外の状況も分かんないんだよな……
,_ ヽ___ ( j ) u /__
/:: r' | r' ̄二ユ:`ー-‐'´`ー-‐'′ / : :: :: :`:、__
: : : :::| .| | / ) `) /: :.ヘ : :: :: :: :: :: :\__
: : |.ノ. ノ / ⌒ヽ_ _ , ´ |: : : :ヘ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: ::\ `ト、 /: :、 : : \: :: :: : .i i: :/: ::ヘ
: :: :: :l: `ー┬-、 |ii入 /|:: :: :\/: : : : {. レ /: :: : ヘ
: :┐|: :: :: :: :\) 7 ./iiii〈 |: :: :: :: :\: :: :: :V /: :: :: :: :}
: :イ .|__/ ,へ/⌒\ ./iiiiiiii} | : : : : : ::/: :: :: : V: :: :,イ: : :!
イノ: : / /: :: :\_  ̄\iiii} |: :: :: :: :/----: : .| /ノ: :: :|
1693 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:52:53 ID:kokXs88c0
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ', ……どうする?
./ , -‐、 ',
l / `' \___ .l
l ヾ==ツ ( 乂ソ ノ l
.', , ヽ lilil ./
\ l 人_,/l /`ヽ
/ `ー、`ー´ 二二ノ ‐' ',.
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃自分が寝ていた間に事態がどう進展したのか確かめる必要がある
┃しかし、街にはまだネウロイが居るかもしれない……
┃
┃
┃今から何をするか詳しく↓3
┃
┗
1696 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 20:54:52 ID:C01FIbjs0
外の様子を窓から見てみる
1701 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:00:25 ID:kokXs88c0
_______ ____
/ (__ ゝ
/ (___ヽ_
/ ── ── (__ _ ヽ_ 窓から見たけど、特に何もなかったな……
/ /´ `ヽ /´ `ヽ (_\ 〈
/ `T;;;:::;;;T′ `T;;;:::;;;T′ \ \ 二階に上がって確認したけど、見えるのはえぐれた
| ヾ''''''´"ノ ヽ⌒゙''''''´" U | ) 街並みと黒煙だけだったし……
| ( i ) |三三)
\ `ー ─'^ー 一' /.:.| .|
\  ̄ ̄ /|.:.:.:.:| .|
〉三三三》 《三三三〈 |.:.:.:.:| .|
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃窓から街の様子を見てみる……特に異常は見当たらない。
┃焼き払われた家と炎を挙げ燃える住居が見えるだけだった
┃
┃しかし、ネウロイの姿はどこにも無かった。
┃
┃さて、どうする? ↓3
┗
お互いの名前はまだ知りません
1704 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:02:41 ID:Z2P6Dsn.0
互いに自己紹介してけがはないか聞く
1709 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:07:10 ID:kokXs88c0
., - ―===- .、
/ \
/ \
j .:.:::::::::::::::\_j \ あれ、君……じゃなくて、なんだ?
| .:.:::::::::::::::::::r‐ミ'/⌒} ヽ
ノイ .:.:.:.:.:.: } ノ _ ム .|
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´ / /ノ ヽゝ .|
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { |
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く`{ i .|
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l `ソ_ }_/
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ >≦--.、ヽ /
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ /
::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃状況が進まない、とりあえずもう一度話し合おうとして少女の名前を呼ぶ……
┃が、自分は少女がどんな名前なのか知らないことを思い出した
┃
┃今までは君としか読んでいなかったせいで気にしていなかったのだ
┃
┃言い淀んでいる青年を見て分かったのか、少女は自分の名前を教えてくれる
┗
1710 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:12:38 ID:kokXs88c0
i´` 、
` ) _ _
i:,// - ´  ̄  ̄` - 、 ,_、
__;,.〃y/ \ `´ヾ
,__ >/ノi / `\ /´´
iしe/フ ̄ / | | ; /イ>i
_ 〃´ ̄// / | | | | ヽ Y>=レ>
,-´ / /イ/ / | | | | | |\fノ,、
/ // // ;; ,, , | | | ; ; | | | iヽ``ヽ 雪華綺晶です
/ / / // i ` | ; | i | l i ll | | | |` _|ノノ
/ / // l/ `ー-、_|l l | ヽ ├-- 、l ; l l l ´(ヽ 呼びにくいので皆からは
| l / / l | |,、/r、ゞハヘ` |=_ノ |/| i|` / イ/,, | |l | きらーきとかと呼ばれてます
| | / // // |rハヒ妥>y>` `ヘ|イテ〒ノ // /lヽ |
ヽ ヽ / / / il |トミ=>ソノ くゝ'シ_| / / /i |
\/ / // l i"`(ヾ .  ̄゜ / // /i ヽ ヽ
// / /ノ イ -ヽ r´´ 、_ ___, / / / i il ヽ `、
/ / / イ /l、 ト \、 //,/´ ̄フ __ノ"i \
/ / | | ; il ,__) ` ン ミ 、 _ イ / // /y´_-ノ ヽ
/ // l / ノ i /l -つ、- ヽヾ `>< l i/ / ´〃-´ i`、
/ // il l / / l / \>_`___ ,-、 <il ヾ --- 、i´-フ i ヽ
_ -─‐- .
. ´ ` .
/ ':,
/ -─‐ ー‐- ', あぁ、うん、きらきー……ね、
./
/ ( ● ) ( ● ) i 改めてよろしく……
, / 、 、 |
', { 人 } } 自分の名前は……
ゝ ` ‐-‐ `ー ' /、
/\ .ィ  ̄}
/ \ ー- __ .。-< ∠i
/ \. / ‐' ´ .|
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃きらきーと呼ぶのに一瞬抵抗はあったが、少女の期待するような視線に負け
┃彼女の名前を呼ぶ。
┃
┃リベリオン人にしては珍しい名前だなぁと思いつつ自分の名前を教えようとして
┃そこでまたしても思い出す。自分には記憶が無いという事を
┃
┗
1711 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:17:31 ID:kokXs88c0
, -ィ''  ̄ '' -ヲrtjュ<´\
/ ヽr= / \ヾイト}、 \
/ _ノヒj/ \{{_ヾ、 ヽ
/ {{ / \ ハ\ ヘ
. / ∧{/ ィ i | i , ハ i ヽ ヽ ? お兄さんのお名前は?
/ / {i il i l ハ ミ;, i i | ';, ハ
. / / i ハ i! i ヾ i>-升ト i l | ヽ \
/ / l il: |ハハ. .l _ヽi,Lハil | | ';, ヽ
,,;;' / ヽ Vヽ ト))=、ヾ リ .ィ行芯;| .| | ヽ ';,
// / ';, ミ;,ゞトュi}イ} 武::::リ.i ハ ', } ヽ
/ / ゞ、ミ人LУソ}} " ̄ /イ ;i, ハ V /
/ ,' 川>=- ̄(( '_ _ / / /il i ', i /i
/ ,' ,' i } > )) `ー' イ/ ,;/i il l ヽ ||}/}
. _ノ ノ/ i il,、 i>- -イr、ノ/ /トイ ト、 ';, i ./
/ / / `l 込>  ̄i /!. . / / / ir~─ 、\ / !
/ / / il r-、/ / .:/ / /} ) / ヽ V∧ \
/ / ./ ノ } / /!⌒´`i/ / / _, ',//ハ \
_ | | | | | | | | |
_..-''''゙゙゙´ ゙゙゙゙'''ー,,、| | | | | | |
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::\ | | | | |
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::`、. | | | な、名前……名前か……
.′ :::::::::::::::::::::::::::::::::::丶 | |
/ ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i ::::::::::::::::::::::::::::::::i
! >一 、:::::::::::::::::::::: !
! /__≦二_ \::::::::::::::::!
\ _ 斗≦ ´ -- _`ーヽ::::::::::/
> ´ `ミ丶、
/ \
i \ \
| ヽ-― ¨¨¨¨¨¨ 丁 丁¨¨ ‐-ヽハ
| 丶 i | | } i|
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃自分を証明してくれる記憶が無い。その何とも言えない虚無感に少しだけ
┃気持ちが落ち込む……が、目の前の少女は期待するような眼差しでこちらを見ている
┃
┃なんというべきか……
┃
┃下3 どうする?
┗
1714 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:19:08 ID:Z2P6Dsn.0
吾輩は記憶喪失である名前はまだない
1716 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:26:32 ID:kokXs88c0
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ',
./ ', 名前を教えたいんだけど、実はね……
l / .l
l 、__,ノ _,/tリ) .l
.', ゝ ヾリ `ー‐' U /
\ l 人 l /`ヽ
/ `ー、 `ー´_`ー' ‐' ',
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃別に隠す必要もあるまいと少女に自分のこと……昨日の事だけだが
┃それを簡潔に話した。自分が記憶喪失であること、雨の中を拾われたこと
┃
┃それを聞いて少女は「はぁ……」と珍しい子猫でも見るような目で此方を見てくる
┃
┃記憶喪失なんて初めて見た。そんな顔をしていた
┗
1717 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:29:25 ID:kokXs88c0
.. -─ ─ --{ { rく Fヘ ト } \
___{人シ-}ノ´ 辷{ーイノi \
/ `ナ '´ ((ー'⌒))ヽ \
/ / | |l l| | \ .ハ
〃 / / l! | |l l, l| ヽ \ | ハ i
i / / |(ヘ | |l |i l| l |. | / .ハ l
| .:′ .{ l !/ ノ| |l |i l| | | } { ……なら、今のままで「お兄さん」でいいですか?
| i | | {r′| |l |i 爪丁`メ.! | ハ.\
| | | レ─ェヘ.|人リ八!ハ从/ハ/ !| | / ', ヽ 名無しさんより、こちらの方が呼びやすいですし
. 八. | | ノX 必\λイ─ .,:ィだ心t、| .' / i )
/ } | |く λYシノf ノ .之z少 ./ / , / ノ ./
. / / ヽ,从!弋rマ辷彡 , , , , / / / / / /{
./ ノ } \. !)) , =彡イ / ./ /{八
./ ノ / ∧ __ r─l/ r‐─--、,/ /\ \
/ / / ./ }丶. `´ l⌒レ./ / .八 /\ \ \
{ / { / ノ > . _ . ィ _| / / < \ \ ) )
} 〃 / { r──-マ r~7ノ / / へ、ハ. / /\
/ {i / / / / `ニニ┤-l { / / } / ハ \
./ 八{ .( ./. ‐─、_) ノ / /! / | / } )
. / \{⌒Y > )-'. / // / /\ / / / /
/ \ ト-!r-.、 / /./ / / ノ / / 人 {
' ノ \} [ |_ イ7/ / ./ /\ -一' / \ / ) }
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃曇り一つ無い笑顔でそう言うと、少女は「よろしくおねがいしますね、お兄さん」
┃と華やかに微笑んだ
┃
┃別に構わないが……こんな少女から「お兄さん」と呼ばれると兄になったような気分になってくる
┃
┃それでいいと短く返事を返し、寝室と思わしき部屋を出てリビングへと向かった
┗
1719 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:34:29 ID:kokXs88c0
_____
/ ::::::::::::::\
/ ::::::::::::::::::\
/ ::::::::::::::::::::::\ 街からはこれと言った音も聞こえてこないし
/ :::::::::::::::::::::::::::::::\ 黒い塊の鳴き声?みたいのも聞こえてこない……
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
| U :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| かといって居ないという確信がある訳じゃないし……
\ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ', どうしようかね……進め方が分からない
./ ',
l \ / .l
l \_i ,, i_/ U l
.', `ー―' `ー―' ./
/ \ l 人 l /\
./ `ー、 `ー´_`ー' ‐' \
/ ハ
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃まるで霧の中を歩いているような気分だった。いや、実際はそんな生易しい
┃状況ではないのだが、それでもこのままでは無駄に時間が進むだけである
┃
┃そろそろなにか行動を起こすべきだろう
┃
┃↓3 なにかあればどうぞ、なければシナリオが進みます
┗
1722 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:35:32 ID:Z2P6Dsn.0
お兄さんじゃなくてお兄ちゃんと呼んで
1724 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:36:20 ID:XgccvlkA0
行動しろと言われてるだろw
1725 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:36:53 ID:y2rgql4s0
自分の生存よりそっちを優先するとは筋金入りだな
1726 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:37:14 ID:gVYPlRVI0
欲望がにじみ出てるぞw
1727 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:40:00 ID:kokXs88c0
……むぅ、>>1とスレ民の間にここまで意識の差があったとは……こんなんじゃむせる成分が無くなっちまうよ……
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ',
./ , -‐、 _,, -‐、 ', あ、できれば「お兄さん」じゃなくて「お兄ちゃん」とよんでくれない?
l / `' ´ .l
l ,==ミヽ ,ソ==ミ .l
.', U , ヽ /
\ l 人 l /`ヽ
/ `ー、 `ー´_`ー' ‐' ',
./ l
,, -‐'''″ ̄`ミ`{.{@yiゝゝ
_,,,,i=η/ ヾ、`ヾ、)) l `'i
,//,i<迴'j i , ゝ \. (( .i i !
l l / // i i 7 .i ヽ,ヽヽ i i l l ハ `! ……え? どうしててですか?
l i / i l l l .i| | i i i ,ハ il i i ,ヽ !
l i i l , l. ! |i|i l i i l i l l ハ7i i l i ゝ,.`'i いや、特に意味は無いんだけどさ、響き的にね……>
,i i l l ! i ヾ i l \i i lハi i i l ノl | i l .l }
. // /i| | i | i l_.,,((、ii、 |il! .だ``'i.7 l l| .'y l
//,'´ i\\ヾiFッミ''シ.i 弋_。沙7 //i ./ ./ ひ、響き的にですか?
イ .,/′ヽゞゞ≦汗彡' , ; // li | / /
/,,_ }li ゝ、i, )). _ _ ゚,lil .li l i ,l .{ うん、そう>
l 7 i! !i)..ゝ..,_ . ´` ,/il il \\\
ノ i/ //-‐'′κ,`"- >ヾ ! >.-‐'ゝゝ\
/''" ~´ ,/ | k>っ>b, ,,.,ciyi)-ゝ \ヾ
7ζ _ / l ξl lゝ、 . /l .! i l iゝ`l
1729 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:43:29 ID:kokXs88c0
あーぁ、前回までのあの殺伐とした空気が、がががっ……これもこれでいいや
(( ., - ― ‐ ― - 、 . ((
.r')) > < ))入
.,'{薔} ,' .i i ヽ{薇}|
| )),' i .i i i i .i ヽ.)) |
| (( i i i i i .i i i ..i.(( |
..| ,' .i i i i i i i i i i .i .|
.| i i i i-i((リル /-リ-i/-ル ,' ..| ……お、お兄ちゃん……
.| ヽ 八ル,イyヤハiソ γテォ、リ ,'i |
.| 人riリ〈必〉ソノ 込ソ.ノ ソ|) ..|
.| ,ゝr ゞ辷ツ ::::::.r--rク, |
ソ くi . i/.`〉. _ ,ゝヘヘ .〉 八
.ノ .,′.入 .`ヽ ` ´.y< . .ソ \
/ .' π-介ヽ、 | ⌒.ん. r-<⌒r`ヽ、 `ヽ、
.' / .ん ゝ- 、.| .| .)八 |へイ ̄∧ ヽ }
..' ..' .r-+rπ、_r./ .|ノ__ヽ| ヽ、r-πrmr-, `ヽ.入
,' .' ∨ rπ | ><| ハ 〃 i / .) )
( .' / ./ ) /)r-r-r∨ .π∧ ヽ、 ノ ソ
ヽ .ヽ ( / ( /八 ( | rヽ) `ヽ、 )( .ノ
) ヽ. \ / ) ) r`rπ) く ソ (
, ' ,.' )| ヽrπ) `ヽ、 八ソ i`ヽ .`ヽ、
.丿 ノ ソく ..< 〉`ヽ ソ i i (
( .( ( ヽ ソ ) \ .) ,' i )
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃命を助けてもらったこともあってか、少しの間の後に家のような細い声で
┃「お兄ちゃん」と呼んでもらった……
┃
┃顔を赤らめ恥ずかしそうに顔を手で覆うと、恨めしそうにこちらを見てきた
┃
┃
┃雪華綺晶の好感度が少し変動しました
┗
1730 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:43:52 ID:Z2P6Dsn.0
可愛い!
1731 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:44:22 ID:y2rgql4s0
でも犯罪臭い!
1732 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:45:32 ID:Z2P6Dsn.0
問題は変動とあるだけで上がったか下がったか分からないんだよな…
もしや下がった?
1736 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:48:09 ID:kokXs88c0
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三/
'''- ,,_ | i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|i |
||i;i;i;i; | .| i| _____ ____ |i |
||i;i;i;i; | , | i| ロロ:|::::::::::::::::::::::::::| |; ∧))∧ :|: |i |
||i;i;i;i; | , | i| _□ |::::::::::::::::::::::::::| | §´ー`; :|: ,____ 、 |i |
==== | ,-、゙ .| i|: | ゚ |: .|::::::::::::::::::: | |: /)::H::): |: |`ll ̄ ̄ ̄l |l____________、|
||i;i;i;i;i;⌒Y⌒| ii ) | i|  ̄ |:::::::::: |  ̄ ̄ ̄ ̄ |、|___:,|、|| ̄ ̄ ̄||
||i;i;i;i; |. || `-' | i|____|_____...|゙_________.|`||ニニニニ|||l[「「[[[「「l|
||i;i;i;i; |. || /:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: γー――――― 、__'. .,: .:'. .,:...゙ヽ||____________||||ニニニ,|| ,_
||i;_,-'"' || ./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. i i__ __i_i i:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: ..:::~''-
'" || /'. .,: .:'. ._,--、:'. .,: .:'. .i___| ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\ i.. ..:'. .,: .:'. .,:,-- ,,:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .;__|~;|_
||:'. .,: .:'. .,: .:'.| .:\.:`ー 、:'. .,:| \.:.:'. .,, ー' /.: |:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: |`- , |__|
//|\,'. .,: .:'. .,;;;i',',',',',',',',') i:'. .,:iニニニニニニニニ i:'. .,:i (',',',',',',',','i;;. .,: .:'. .,: .:'. .,: | |`- ,
./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:';;;;;|______,,j/:'. .,:|il:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|i|.::'. .ヽ|______,,j;;;;;: .,: .:'. .,: .:'. .: ̄: .;;;;;`- ,
/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: . ;;;;`-
/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'.. ;;;;`-
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃青年が目覚めてから1時間ほどは経ったのだろうか
┃特にこれと言った行動もせずに時間だけがずるずると過ぎていく……
┃
┃青年と少女はお互いにどうするべきかを話し合っていたが……終わったようだ
┃
┃街に出て避難民を探そう、という事で決まったらしい
┗
1738 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:52:30 ID:kokXs88c0
., - ―===- .、
/ \
/ \
j .:.:::::::::::::::\_j \ とりあえず、街に出るのは決まったけど
| .:.:::::::::::::::::::r‐ミ'/⌒} ヽ
ノイ .:.:.:.:.:.: } ノ _ ム .| 危険が無いという確証は無い。
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´ / /ノ ヽゝ .|
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { | まださっきのが居るかもしれないし、下手したら
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く`{ i .| 広場に居た奴がこの辺りをうろついていることも考えられる……
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l `ソ_ }_/
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ >≦--.、ヽ /
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ /
::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
_ -‐- 、
, ´ ` 、
/ \
,. -‐'fフフ 7 `、
/ r‐´ r‐、 / ヽ だけど、その逆の可能性だってある
ノ _/_ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ !
i _ _ .) ,' | ( ー‐) '" ( ー‐ ) ! きらきーから聞いた話だと、自分を家に連れ込んでからは
! `{ ノ ヽ , ! / ネウロイの鳴き声は一切聞いていないそうで
| ー ― 、}´; ̄ ̄;` ー‐-/;:;\ ヽ_人__,ノ` /,.,.,.
l ,.-r /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ_ ` ー __, イ:;ヽ:;:;:; ネウロイたちがここから去ったかもしれない……
/i! 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! \ _ー‐_,./ i:;::;:ヽ:;:;
´:;:;:!ヽ _∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ト、 /!;;;;;;;;;;〉、 ,,.イ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ、_ /;;;;ノヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.`' ヾ--〈 V !:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;O /`:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-、:;_:;」 !;;;;;;;! |ヾ、:;.-‐
:;:;:;:;O:;':;:;:;:;/:;:;:;:;:;l:;:;:!:;:;:;:;/:;:;:;,.-‐´:;:;:| |;;;;;;;;| !:;:;\_:;:
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ 、:;_:;_:;:;:;:;:;:;:;/:;:;;:;:ヾ:;:;:;:;:;:;:! !;;;;;;;;;! /:;:;:;:;:;:;:;7
1739 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 21:58:36 ID:kokXs88c0
_______ ____
/ (__ ゝ
/ (___ヽ_ どちらにしても、外には危険があることに変わりなはいな……
/ ── ── (__ _ ヽ_
/ /´ `ヽ /´ `ヽ (_\ 〈 食料も生活品も無い。このままだと街の外にさえ出られもしないし……
/ `T;;;:::;;;T′ `T;;;:::;;;T′ \ \
| ヾ''''''´"ノ ヽ⌒゙''''''´" U | ) 身を守る物も必要だ……
| ( i ) |三三)
\ `ー ─'^ー 一' /.:.| .|
\  ̄ ̄ /|.:.:.:.:| .|
〉三三三》 《三三三〈 |.:.:.:.:| .|
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. /:. \
/: : : \
. / : : : ヽ やる事が多すぎるな……クソッ
| : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,, l
|: : : ::; ( ○ ) ( ○ ) .;:: |
|: : : : : ´"''" "''"´ l
,_ ヽ___ ( j ) u /__
/:: r' | r' ̄二ユ:`ー-‐'´`ー-‐'′ / : :: :: :`:、__
: : : :::| .| | / ) `) /: :.ヘ : :: :: :: :: :: :\__
: : |.ノ. ノ / ⌒ヽ_ _ , ´ |: : : :ヘ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: ::\ `ト、 /: :、 : : \: :: :: : .i i: :/: ::ヘ
: :: :: :l: `ー┬-、 |ii入 /|:: :: :\/: : : : {. レ /: :: : ヘ
: :┐|: :: :: :: :\) 7 ./iiii〈 |: :: :: :: :\: :: :: :V /: :: :: :: :}
: :イ .|__/ ,へ/⌒\ ./iiiiiiii} | : : : : : ::/: :: :: : V: :: :,イ: : :!
イノ: : / /: :: :\_  ̄\iiii} |: :: :: :: :/----: : .| /ノ: :: :|
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃二人で街に出る事にしたが、先ずどこから当たるべきだろうか
┃
┃避難民を探すなら教会方面へ、食料なら中央の方に行けばあるかもしれない……
┃だが、それを行うなら身を守る武器が絶対に必要だ
┃
┃1教会方面に行き、難民を探す
┃2中央に向かい、街を出るための食糧を探す
┃3身を守るための武器を……
┃
┃下3 差しつかえが無ければなにか付け加えても構いません
┗
1742 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:00:20 ID:4viJOwT60
3
1744 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:03:34 ID:kokXs88c0
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ', まずは……身を守ることから始めるか
./ , -‐、 ',
l / `' \___ .l 拳銃があればあの小さいの一匹は何とかできるんだし……
l ヾ==ツ ( 乂ソ ノ l
.', , ヽ lilil ./
\ l 人_,/l /`ヽ
/ `ー、`ー´ 二二ノ ‐' ',.
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃書斎での出来事を思い出す、自分は少女の命も背負っているのだ
┃ならば、武器を探すのが優先事項だろう
┃
┃隣でクッキーをかじっている少女になにか心当たりがないか聞いてみた
┃
┃
┗
1745 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:07:27 ID:kokXs88c0
__((
r(@}シイ- 、 ._))_
/ ゞイ⌒′ ヾ、)
/ (( ヽ.
〃 / / / / / | ト. .
/ / ./ / ∥ {i | ハ ! ! i
. / / ′ i .rf彡ミヘ_(( | / リ_ | | |
/ : i i | lf(( F= ハノ.k // ヽ| | | 武器……銃とかですか?
. / | i ! .l { | ミニシ}} _, //| !
{ } i i ヽ. !(r辷三二彳 .ヒリ !彳 / 軍人さんたちが使っているのなら心当たりが……
| | | : .| 、、、 ' 、、,' ./
| | |\ ト、 u cっ / (_
l | | 丶 ヽ.> . ィ´ .\
! | _|r─r-\ ヽ. r─ァ ⊂ニニ⌒\\
/ { l冫 } i |⌒) ゝ (_ イ .\\
. / ( / ヾー-! .| ) しi' . ) \
/ { | |r'′< 'ー' ー゙ \ \
. / / | ⌒| | ー≦≫(⌒) f⌒Lソハヽ \
ノ / /ヾ __ノー‐:|. / _,r~=、__ノ ゞt ∨ `ー- 、
イ / / / i {,! )ノ .ノ \ ヽ \ \
../ / / } { \ ∨ ヽ ハ
. / / .| ノ ∧ ∨ . i
. / / } ィ⌒ / ∧_ ノ { i /
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃口に含んだクッキーを飲み込み、少女がいくつかの場所を教えてくれた
┃
┃ここから広場を突き抜けた方に、カールスラント軍が寝泊まりしていた家があるらしい
┃予備の武器や弾薬などはその家の近くで保管していたらしく、そこでなら
┃武器を見つけられるのでは? という事だった
┃
┗
1747 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:10:53 ID:kokXs88c0
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \ 広場の方か……伍長さんたちが居たところだな……
/ ',
./ U , -‐ 、 ',
l ___ノ '´ \ .l
l ( 乂ソ ノ ヾ==ツ l
.', , ヽ lilil u /
\ l 人_,/l /`ヽ
/ `ー、`ー´ 二二ノ ‐' ',.
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃危険があるかもしれないが、その危険を乗り越えるためには銃が必要なのはわかりきっている
┃
┃少女に道案内を頼むと、二人で身支度を整え、狂気が残る街へと足を踏み入れた……
┃
┃
┃
┗
1748 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:14:32 ID:kokXs88c0
_________________________________
________ ________ . |:.:.:.:.:.:.:|
::|i::, ,| ::|i::, ,|.' |:.:.:.:.:.:.:| r==ニ==:、
::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! ::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! |::.:.:.:.:.:.| . . |!_|_|_i|
::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! ::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! |..:.::..:::.:| |!_|_|_i|
::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! ::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! |.:..::.:.:.:.| |!_|_|_i|
::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! ::|| ̄|| ̄||| ̄|| ̄||! |.:.:.:.:.:.:.| |!_|_|_i|
.:|i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,l . .:|i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,| . |、.:.:. :.:.| ' .|!_|_|_i|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~' .l、\:.: :| .  ̄ ̄ ̄ ̄
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|.:.:.. \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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________________________________
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃今の今まで気づかなかったが、今日は雲一つない快晴だった
┃太陽がまぶしく輝いており、瓦礫の山と化した街を進む二人をジリジリト照らしてくる
┃
┃表通りは通らず裏の細い道から青年が先を進み安全を確認した後、少女がとことこと
┃後ろを着いてくる
┃
┃街は物音一つしない、自分たちの靴の音だけが響く
┗
1749 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:20:07 ID:kokXs88c0
iv'ヘ __
| ;`;| /:/\
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__,」L__」|____」L 三三三` ,. ` }「 ̄ ̄|「 ̄ ̄ ̄|「 ̄ ` ,.
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]_」L:_
]「
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システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃歩いてから5分もしない内に、広場へとついた
┃
┃いや、広場だった場所と言うべきか。今では瓦礫と焦げた土しか残っていない焦土となっている。
┃あの昆虫のような形をしたネウロイが焼き払ったのか……
┃
┗
____
/ \
/ ─ ─ \ 伍長……
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃恐らく彼らは死んでしまったのだろう
┃
┃ほんの1時間ぐらいしか話してなかったはずなのに、それでも青年にとってみれば
┃初めて会った人だ。彼なりの思い入れがあったらしい
┃
┃目の端にできた水滴をぬぐうと、黒く炭化した広場を進み、むかいの住宅地へと向かった
┗
1752 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:24:56 ID:kokXs88c0
今回はかなり心情の描写を削ってますが、やる夫自体は前回のやる夫と変わっていません
ですので、何かあるとまたへたります、へっぽこです
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ / . | . |
┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤/ . |==================================================================~|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.| | _ .|
┬___ ______┴┬┴┬| | ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ |
┴|| | || || | l|.┬┴┬┴| | || | || || | || || | || || | || || | || || | || || | || || | || _ _ | /|
┬|| ̄| ̄||==|| ̄| ̄l|.┴┬┴┬| | || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| _ _| / |
┴ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ┬┴┬┴| | . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ _ .| | ......|
┬________ ┴┬┴┬| | _____ _ ..| | ......|
┴| | |┬┴┬┴| | | .| __ __ ...| | ......|
┬| | |┴┬┴┬| | | | ̄ ̄ ̄| | || | || || | || .| | ......|
┴| | |┬┴┬┴| | | |___| | || ̄| ̄|| || ̄| ̄|| _ .. .| | ......|
┬| | |┴┬┴┬| | | .|  ̄ ̄  ̄ ̄ ..| | /
┴|. [|] .|┬┴┬┴| /| ....|[] .| .....| |/
┬| | |┴┬┴┬| ..../:.:.:| ....| .| .~ | /
┴| | |┬┴┬┴|. ~./:.:.:.:.:.| ....| .| _~| /
┬| | |┴┬┴┬|/.:.:.:.:.:.:.:.:| ~圓圓| .| 圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
________________________________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃少女の先導で住宅街に着いた
┃
┃ここのどこかに少女が言っていた武器保管場所があるのだが、さて……
┃
┃1何も無かったし、手分けして探す
┃2離れるのは危険だから、一緒のままで
┃
┃↓5
┗
1757 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 22:26:58 ID:Z2P6Dsn.0
2手を繋いで離れ離れにならないようにしないとね
1765 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 22:36:09 ID:kokXs88c0
..-‐ ¨ ≧ァオ¨_ミ:x.__
,ィニjァ='ィ ⌒´辷彡ス `Y
r:ヘ.Yツ / / i l i ヽ ` ヾ) i |
トi ,ィ/ ′ i l l l | | l .ハ (( | !
| jヘトN i | | ィ7从┼l‐-i! }` !リ あっ
レ′ l Vアフ彡ィ/ j」⊥j、! イ ハ、
/ 八 くヾrjYtリ ´ヒ:z:ノ;7 / Y ヽi
/ / ヽ卜辷r" : u. { ! ハ ト-ミ: ____
√ァ’ / トミ Ⅵ( cっ 人ヾ { , マ≧ レ==ミ`ヽ
/〃 /イ ャ‐ミxヾ:`へ、_ ..√てハ>"{ ヽノノ ヽ\
人{/ / } }rリ) r' `’ ) _/ `ヽУく )/
.-一=彡 ハ /r‐ " ,ィ Yヽ辷彡= _厂Y `う レ/ \ ー=彡
ィ´  ̄ /ヾく | =彡 リ_ / > < 1| {:_ /イ\ 丶
/ / /\-ィ 「ぇ≧z\_/ィミУ { 〃´ /ヽ \
/ 〃 ′ Y | " ヾ ̄  ̄ /_ }.:′ / } ヽ
.ィ i { Lk、 ! ¨_ノ /=ミ 〉/⌒ヾ ハ
/ { ヾ:、 r'¨ ` rァヘ:、 ヽ しぅ〃 : ヾ ∧ }l /
く 八 ヽ/ /ソi } ` :.、 } ソイ} } i 〃 /
ハ ヽ r='=<r彡八V_ ==≧<ア/ ¨{/ ト、 v/イ 八
, ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、
, ‐、_,-、. / \
r.イ . ト.、.,.:′ ヽ
ヽ / / 、 , 、 ',
} ノ ,′  ̄ ̄ ̄ ` ̄ ̄ ̄ .i おおっと
.,′ ,′ .l 弋● ̄ ノ 弋● ̄ フ |
/ .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .!
,' i .l , , .,′
.i | _..,∧ ゝ-r‐^ー‐r‐' __./ 〉
,イ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ /.:::/ ̄ `ヽ
./| .: ||::}:l::::::::::::::}≧. _____ /.:::/ { ',
〈 l:: 〉l|:|:::::::::::.\::::.\ /.:::/_.:::∧_ ,!
}、 ノ: /::リj'::::::::::::::::..\::::.ヽ.__.;:〉-イ´ / イ:.. イ=ヘ
リ∧ .イ/:/.::::::::::;::::::::::::::r>ミ三三'/\ \/ヽ.` ー=彡ヘ_〉
|}l八_,.イノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. \/ 〈_ミ三ニ彡ヘ_〉
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システム
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┃家の中も外と同じく家具が散乱したりやらなんやらでごった返している
┃
┃その一つに足を取られ後ろへと倒れ込んでいた少女の身体をしっかり
┃受け止める
┃
┗
1766 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 22:43:46 ID:kokXs88c0
うん? なんか作風が違う所へ……
,, -‐'''″ ̄`ミ`{.{@yiゝゝ
_,,,,i=η/ ヾ、`ヾ、)) l `'i
,//,i<迴'j i , ゝ \. (( .i i !
l l / // i i 7 .i ヽ,ヽヽ i i l l ハ `!
l i / i l l l .i| | i i i ,ハ il i i ,ヽ ! す、すいません……
l i i l , l. ! |i|i l i i l i l l ハ7i i l i ゝ,.`'i
,i i l l ! i ヾ i l \i i lハi i i l ノl | i l .l }
. // /i| | i | i l_.,,((、ii、 |il! .だ``'i.7 l l| .'y l
//,'´ i\\ヾiFッミ''シ.i 弋_。沙7 //i ./ ./
イ .,/′ヽゞゞ≦汗彡' , ; // li | / /
/,,_ }li ゝ、i, )). _ _ ゚,lil .li l i ,l .{
l 7 i! !i)..ゝ..,_ . ´` ,/il il \\\
ノ i/ //-‐'′κ,`"- >ヾ ! >.-‐'ゝゝ\
/''" ~´ ,/ | k>っ>b, ,,.,ciyi)-ゝ \ヾ
7ζ _ / l ξl lゝ、 . /l .! i l iゝ`l
,,..-――-..,,
/ \
/ ヽ
/ ___) ヽ- l
/l '´ r .l
/ ..|. U =≡= =='' ', いや、気にしないで
/`ヽ、__.', ヽ l
./ \ .ヽ. (_ノ--' ノ 軽いしそんなに驚かなかったし……
/ /-‐| \、 ____ ,,..-<
./ ./ l l \ | r-ヽ `ヽ
/ l | ヽ .>、 r'__..>> |
./ iヽ .|_ヽ.イ .〈Y´ i `''1 | |
' l 、 < ´ .i | i | | |
\ / _,,-ヽ ヽ .i .| .i .|.l |
.ヽ∠-''"ヽ ヽ i .| i |l ..|
〉 ヽ .l .| .i |`ヽ|
/ l/ .| ヽ| .l
./ ./ l /.\ ヽ
l / .l 〉 \l
ヽ /__,..--'┬-イ |
\ ./―‐┴''"´ ̄ ̄l |
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システム
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┃少女が履いているのは確りとした作りの運動靴だったが、それでも転ぶときは転ぶものだ
┃
┃少女の体を起こすと手を伸ばし、自分の後ろを着いてくるようにと指示する
┃
┃こんなところで怪我でもされたら冗談では済まない事になる……その為の処置だった
┃
┃その事を説明すると少女はおどおどと伸ばした手を取り、握りしめた
┗
1774 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:03:05 ID:kokXs88c0
r-ァ r心ゥォ~ 、
i!_ ,, ィ `^⌒ ̄` ヽ ヽ
》入'' ヘ '、
i<{升7 y ヘ
/ ,,レt_ノ ヾヘ ヘ 弋 廴,
i' 《 /, i!`\ ヽ ヽ ス ヽ
| ノ | i ハ ! |.iー!-t-乂 ! ! ) ……大きい
', i ! ! ', ', i!ノ.| 》 .从 |,,≦ァ 》 V / イヘ
ハ yヘハ ! i !_k' イ じi |i irク i<`ー'^\
i !从', ヽィ必少} ム__ツ ト' ,' / /ヽ ヽ、
| ソヾ ミ、》ヒツ :::::::::://,,=ー! べ、
| ', i>《::::::::::: ' rt'Yt 4_〕 ソス
| !. ハ ノヽ、 ' ,' /7 r-zn) i ゝ
ノ ハ |r--<し'!´`弋i' /ヨν ヘ!フ, / ノ /
.;' /⌒!、k-t'、 _ ト'卞 .! !) y≧' !⌒≧'t_ / ヾ
/ ヽ ムr' >i' '-'⌒iーi⌒ ) ソー'`\ /! ヘ
/ ) (. ' r 、ノ イ! / ゝ / i! i
r' i! ヘ `7 |',i / | /
/ヽ iー―t-ァ> ゝ= イ^L__ノ ハ/ /! / /
.人 ハ / トi ', iし, ∧ / //! (
/ ヽ . V i. ', y ノ 弋_ /´ ヘ ヾ、
i `i ', i! ! / /⌒' r―t>7 / \ ヘ
ヽ、 ! ! !、|  ̄} __ y7___ノ、 ト,_/ / `弋'
ヘ、 / ,! ,ソ ム>t_/ ヒ_ イ ,ニノ 丶、ソ ノ
`ソ ハ、_/ ,' !/ `弋
、 i / ! / ー-r ヾ、
ヾ __,,イ イ i! / 入 ソ \
ノ´ i ヽ、 !/ / ー' ',
ヾー- ,,,i ,' i/ヽ, >- 、 ,!
) / `ーソ r―''⌒) `i ノ/
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃此方をまじまじと見つめて、ポツリと一言。
┃異性の手を握るのは何度もあったが、それでも自分と同じぐらいの年の男の子ばかり
┃
┃青年ほど歳の差が離れた男性と手を握ったのは……これが初めてだった
┃
┃どこか夢見ごちな視線で青年と自分の手を見つめている
┃
┃
┃好感度が少しだけ変動しました
┗
1776 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:07:41 ID:kokXs88c0
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/ノノノノ /___\/\ _________! }| ̄i|┼┼|i ̄|{ }| ̄i|┼┼|i ̄|{::| ̄
,/ノノノノ /::l /|{:::\/_/_/___/! }| i|┼┼|i |{ }| i|┼┼|i |{::|
、 /ノノノノ,/:::::l /|{:::::::::::::::}| ̄i|i ̄|{|::}|_i|┼┼|i_|{ }|_i|┼┼|i_|{::|
メ⌒ヾノ ,/:::::: |__i|{:::::::::::::::}|_i|i_|{[ 三三三三三三三三三三三三 ]
ilil;;::,,'^~)、 三三三三三三三三三三}|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
iiiiiii..;;_.. ^)====================|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
" ⌒) " )== 、、::::::::: ,,r === 、、: |::::: ┌┬┬┐:::::::::: ┌┬┬┐:::::::|
⌒` " ) |/ ,.-゙i、:: ィi'‐、 ゙、| /.,-゙i、| }| ̄i|┼┼|i ̄|{ }| ̄i|┼┼|i ̄|{::|
vjノ/"' ⌒'")|| ̄| ̄|:: | ̄| ̄|| ̄| ̄|| }| i|┼┼|i |{ }| i|┼┼|i |{::|
|:l{'" ,、_ノ'゙ . || | |:: | | || | || }| i|┼┼|i |{ }| i|┼┼|i |{::|
:i:lー'i "|_|_||_|_|:: |_|_||_|_|[ 三三三三三三三三三三三三 ]
:|:ヘ、!:: |_____|:: |_____||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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システム
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┃夢見る少女と住宅街を漁ること数時間
┃
┃目的の物はなかなか見つからず、二人して辺りの家を出入りしていき
┃シラミ潰すこと20件目
┃
┃最後に残った建物の前に来る。ここになければお手上げである
┗
1777 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:12:53 ID:kokXs88c0
あれ、死亡即死ルートは? ミカサやほら子は何処へ? やる夫は欧州で少女と生き抜くようですに変えようかな……
厂 ̄ ̄)_. --─‐‐))__/ ̄ ̄`ヽ
/ {f必 }ニ二 二ニ{必7}ミ i
i ((У/  ̄ ヽ \)) | |
ノ / / ′ l ヽ | |
/ / / | l l| ハ八 \
/ / l | | | ヽ. | l| ┼ ハ : \ \ お、お兄ちゃん あれ……
( / ! l !| 从 |i | ∥ /| / ;| | | ) )、
ハ / l | l .!.ハ. ト、ヘ ト i!i リ }ハ ハl | | / /ソ;
/ / | ヘト. ト{'〆rァォヾゞ}ル'气テ丐l | l/ / ι
l / い i | ヘ{ 《ハ{必}jr!} {込シ./ | | 人 )
Υ i ! \ i l l 乂ト々;ツ , """,イ | { / \い、
) / .l ! ゞ|`ζ´ _ イ l />、 ! ̄`ヽ \i
i / ;l /| ハ _)` ー ´ | / /_ノヽ l / ヽノ !
| / ,/ l { l !゙^);う`¨ζ⌒l l/ノ } l / / ヘ
i! i i ! ハ ヘ .|_,'ミノ'、ノしァ彡l |ノ ハハ / ミ
ハ ! l i .ハ V .! | |≫≪| | l l. ハ|. i / ; :}
( ハ ) | | i.ハ V |ム乙几zr‐ァム| | ハ | l / リ
) \i ノ | i!.ハ V | | | | | .| | ヘi ! / ! | |: / ノ
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃恥ずかしそうに自分の名前を呼ばれて振り返ると、きらきーが指をさしている
┃……どうやら何か見つけたようだ。
┃
┃指が指し示す先には、なにやら扉のような物が家の庭と壁を突き刺さるようにして
┃開かれている……
┃
┗
1782 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:19:51 ID:kokXs88c0
ま、まぁ、まだ一話目だし……
街から出てからが本番なんだからね……!
, -‐ ´ ̄` ‐- .
,. ‐´ `ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : 'ハ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ ……これって、地下室か?
.i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ
| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .}
i : : : : : : : : : : : : : : : 、. : : : : _ /
,.-'´ ̄ ̄`''' : : : : : : : : : : : ` ̄  ̄`'ヽ'
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,
/: : : : : , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
,i: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、: : : : ハ
/´: : : : : : }: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : ハ
/: : : : : : : : i': : : : : : : 〃: : : : : : : : : : : : ヽ、: : : i、
/': : : : : : : i: : : : : : : '": : : : : : : : : : : : : ヘ: : : : ハ
/ : : : : : : i : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ : : : : ハ
ノ' : : : : : : /i : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ: : : : : : ハ
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システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃庭にあった扉は地下室に続くものだった。
┃一般的に地下に物置やらボイラー室やらを備えている住居があり、
┃この家の場合は庭に地下へと続く入口備え付けれらていたらしい
┃
┃みると、誰かが出入りした形式もある。扉が開かれていたのでよほど急いでいたのだろう
┃
┃壁に掛けてあったガス灯の明かりを頼りに、地下室へと進んでいった
┗
1784 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:26:05 ID:kokXs88c0
_(( , ´ ` 、 ( /
_{(>y.X r--.、
/ 辷ニイ {く } }=-、
/ / / / / l、  ̄\
/ / /i |l | | | l li ヽ ヽ て
/ / li / .|___|l | | | l | \ l! | て
. / .′ .li i 厂`ヘ,ノ)| | | l | l l! |
/ i l li |〈 T>λソハlハ, ノγ‐=ミ.| l! iリ あぁっ……
. / l l .li | >入イ .イ {{ ハ.l! / .|
/ 八/ハli |((`ー -彳 弋 ,リ./. / |
" / / r-、_.! lllll . ,:----、 'U‐'rく\/ |
/ / /// / )r-、 {::::::::::::::} (`ヽ\ヽ \. !
/ / / // .′/ / ) ヾ::::::::::ノ i ノ ` l |
. / / / / { ' iく > . _ _/ / |
.イ / / /< \ ヽ(r、/__) n/ イ、_.r-、 |
/ / / ノ Ζ } //⌒U( イ、__ノ⌒ .\
/. / ./ / { r─z rイフ//\ }_几ィ⌒´|
., - ―===- .、
/ \
/ \
j .:.:::::::::::::::\_j \
| .:.:::::::::::::::::::r‐ミ'/⌒} ヽ
ノイ .:.:.:.:.:.: } ノ _ ム .|
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´ / /ノ ヽゝ .|
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { | そりゃそうだよな……使える物は何でも持っていくよな……
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く`{ i .|
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l `ソ_ }_/
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ >≦--.、ヽ /
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ /
::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
1785 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:29:13 ID:kokXs88c0
.,ヽニニニニニニニニニニニニニニニニi ,ヽニニニニニニニニニニニニニニニニi
// ニニニニニニニニニニ / // ニニニニニニニニニニ /
.// ニニニニニニニニニニ / // ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ / // ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ./ // ニニニニニニニニニニ./
、/_,--,ニニニニニ ,--,ニ/ 、/_,--,ニニニニニ ,--,ニ/
||\、、ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー ̄|\_、 ||\、、ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー ̄|\_、
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||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
. \|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃地下室の一つと思わしき部屋の中で、所狭しと並べられた木箱を見つけた
┃
┃恐らく武器を梱包していた物だろうが、その全てが蓋を外され中身が取り出されていた
┃
┃ネウロイの襲撃にそなえて殆どの装備を持ち出したのだろう
┃だが、持ち出した銃器全てがネウロイの手によって塵とさせられてしまった今では
┫やるせない気持ちしか思い浮かばなかった
┗
1787 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:32:29 ID:kokXs88c0
_>yえ}トv^ー `丶へv七たベ
》ゞそヅ/ \乂v匕人
^}乂=ァ' Y^>=ヘ V
___ノ/7 /.′ | l| l |! i | !| { ) )
((´~7 ̄/ / | l | | l| l |! | | | !| l | ( (__ ど、どうしましょう……
_)} ./ / ′ | | | | l| |((⌒|! | | | !| | l }` ̄))
. / / | l | | | | l| | `)l |! | | | !| l/ } ハ ´
l! { ! | _ | | | | l| レ'/ |! | | | !| /! l / |
} V | |ヘ`}! | |_l_⊥斗 ヘくi |! ト┼- 、!| / ! | / |
\ ヽ.| | ∧ゞ==く rッ7そト〉{ ィfラ冬圷 / ./ ″ ! {. |
) ∧ \∧ 》ゞト=ン^〈 弋 ぅツ´′/ / 八 \人
/ / ∧ V) _ノ!ーv__ゾ´ / /.| l! / ∧ \\
. / / } レ'ノ´~ 丶 _'._ イj | | l! { ハ ヽ )
/ / / ノ^ / > ´` <=ベ} | | l! \ l |(
ノ / / ( ./ r=くxヘ ト=ー=ヘ人 | l | l! ヽl | \
/ ∧ `ヽ′ ノ ィ^ー~v-~ yへvノ j | |! l | )
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. /:. \
/: : : \
. / : : : ヽ ……とりあえず、何か残ってないか探そうか
| : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,, l
|: : : ::; ( ○ ) ( ○ ) .;:: | 必死でかき集めたとしても全てを持っていけるとは思えないし……
|: : : : : ´"''" "''"´ l
,_ ヽ___ ( j ) u /__
/:: r' | r' ̄二ユ:`ー-‐'´`ー-‐'′ / : :: :: :`:、__ 最悪信号弾と投擲銃さえあれば何とか位置を知らせられるし……
: : : :::| .| | / ) `) /: :.ヘ : :: :: :: :: :: :\__
: : |.ノ. ノ / ⌒ヽ_ _ , ´ |: : : :ヘ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: ::\ `ト、 /: :、 : : \: :: :: : .i i: :/: ::ヘ
: :: :: :l: `ー┬-、 |ii入 /|:: :: :\/: : : : {. レ /: :: : ヘ
: :┐|: :: :: :: :\) 7 ./iiii〈 |: :: :: :: :\: :: :: :V /: :: :: :: :}
: :イ .|__/ ,へ/⌒\ ./iiiiiiii} | : : : : : ::/: :: :: : V: :: :,イ: : :!
イノ: : / /: :: :\_  ̄\iiii} |: :: :: :: :/----: : .| /ノ: :: :|
1788 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:37:09 ID:kokXs88c0
,ヽニニニニニニニニニニニニニニニニi ,ヽニニニニニニニニニニニニニニニニi
// ニニニニニニニニニニ / // ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ / // ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ / // ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ./ // ニニニニニニニニニニ./
、/_,--,ニニニニニ ,--,ニ/ 、/_,--,ニニニニニ ,--,ニ/
||\、、ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー ̄|\_、 ||\、、ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー ̄|\_、
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
\|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃微かな希望に賭けて、二人で空っぽになった木箱の中を覗いていく
┃小銃か突撃銃。最悪さきほどのような拳銃でも良かった
┃
┃胸を燻る不安を無視して青年は辺りを捜索すると……
┃
┃↓5の末尾で判定 奇数 信号弾が一つだけ……
┃ 偶数 お、なんとか……
┃ 00だと これは……?
┃
┗
1793 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 23:38:00 ID:0qimbcMM0
00
1799 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/28(日) 23:44:52 ID:kokXs88c0
_______________
/ ______________ \
/ ,ィニ=-  ̄¨`㍉二三三二㌘"¨ ̄ -=\ \
/ ,ィ三二ニ=-  ̄ 二  ̄ -=ニ二三\ \
/ ,ィ三二ニ=- -=ニ三三ニ=- -=ニ三\ \
/ ,ィニ=- -=ニ二三三三三三二ニ=- -=ニ\ \
. / ,.イ㌘ -=ニ二三三三三三三三三三二ニ=- ‐=\ \
. /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
f―――――――――――――――――――――――――――――i
| __________________________ |
| |. -=ニ二三三三三三三三三三三三三三三二ニ=- | |
| |ニ=- -=ニ二三三三三三三三三三三三二ニ=- -=ニ| |
| |三二ニ=- -=ニ二三三三三三三二ニ=- -=ニ二三| |
| |三三三三二ニ=- -=ニ二三二ニ=- -=ニ二三三三三| |
| |三三三三三三三二ニ=- _.二 ̄ -=ニ二三三三三三三三| |
| |三三三三二ニ=- -=ニ二三二ニ=- -=ニ二三三三三| |
| |三二ニ=- -=ニ二三三三三三三二ニ=- -=ニ二三| |
| |ニ=- -=ニ二三三三三三三三三三三二ニ=- -=ニ| |
| |. -=ニ二三三三三三三三三三三三三三三二ニ=- | |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, -‐ ´ ̄` ‐- .
,. ‐´ `ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : 'ハ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ ? この木箱だけ蓋がしてあるな……
.i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ
| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .} きらきー、そこにあるバールを持ってきてー
i : : : : : : : : : : : : : : : 、. : : : : _ /
,.-'´ ̄ ̄`''' : : : : : : : : : : : ` ̄  ̄`'ヽ' あ、はーい>
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,
/: : : : : , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
,i: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、: : : : ハ
/´: : : : : : }: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : ハ
/: : : : : : : : i': : : : : : : 〃: : : : : : : : : : : : ヽ、: : : i、
/': : : : : : : i: : : : : : : '": : : : : : : : : : : : : ヘ: : : : ハ
/ : : : : : : i : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ : : : : ハ
ノ' : : : : : : /i : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ: : : : : : ハ
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃部屋の一番奥の方に会った木箱の一つをどかすと、蓋が閉じられている
┃木箱を見つけた。もしかしたら、という期待を込めて少女から渡されたバールで
┃蓋をこじ開ける。そこには……
┃
┃1、長いな……
┃2、小さい……
┃
┃下5
┗
1804 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 23:46:24 ID:Z2P6Dsn.0
2
1819 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:17:26 ID:oDlq81js0
∩ .___________△______ .__
匚二二二二二二|_. | | | .| |─────────/\ //
∨.  ̄ ̄|三二ソ|三三ヽ┬────-/.◎└─--__ //
/.二.ゝ ヽ-──┴、-─┬T-\/ ̄ ̄──二二=| |
| ||.|. \ 丿 ハ三\ | |
| ||.| ` ̄´ ヽ、三\ ∪
| ||.| .ヽ三/
| ||.|
| ||.|
|_|
, -=====- 、
, ' ⌒ヽ、)) , < > 、 ((,., ' ⌒ヽ、
八 ..イ((、.' イ))、 八
∧ . (薔) / (薇) .∧
,' /7(( ' / / .、 ヽ、 )) ',
..,' /./ / / / .' .|l . l| 、 ヽ .ヽ、 ', 小さい……銃?
∧ { ' ' ' ' |l |l |l .l| .l| l|ヽ ヽ .} ∧
{l .|l / / / |l |l |l .l| .l| l| ゝ ヽ l| l}
{l .|l .' ' ' 从孑T十リ l|十li孑T从 ' ' .l| l}
{l .|l | .| |ル〈T>λハli 乂ソx==ミル . | l| /
{l .|l | .| | >入イ イ . んu:l| 》 | .| | 八 ./
.', .八 . | | `从-彳 ゞ゚__ぅソ.| | |ノ /
. ∨ ..', | 入 ((::::: ' ::::::: 人 / / /
. ', .人 ヽ ヽ . _ ィ ./ / ./ /
|l ..(.\ ヽ ヽ.> _ <. //へ .l|
|l ゝ ゝ 、ヽ .|⌒Y⌒r'⌒Y⌒).'' ) 〉、 ..l|
人 ..γ' .| .| )`ヽ く ノ .ヽ .人
. / ..ィ / / ./⌒)ノ⌒j_f-'⌒廴ソ、 ) ゝ、
,' .( /,' / | | > < | | } ∧ ヽ
, ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、
, ‐、_,-、. / \
r.イ . ト.、.,.:′ ヽ
ヽ / / 、 , 、 ',
} ノ ,′  ̄ ̄ ̄ ` ̄ ̄ ̄ .i 小さいけど、立派な銃だよ
.,′ ,′ .l 弋● ̄ ノ 弋● ̄ フ |
/ .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! 正式には短機関拳銃だけど
,' i .l , , .,′
.i | _..,∧ ゝ-r‐^ー‐r‐' __./ 〉 MP40……いや、リブがあるからMP40/Ⅰか……
,イ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ /.:::/ ̄ `ヽ
./| .: ||::}:l::::::::::::::}≧. _____ /.:::/ { ',
〈 l:: 〉l|:|:::::::::::.\::::.\ /.:::/_.:::∧_ ,!
}、 ノ: /::リj'::::::::::::::::..\::::.ヽ.__.;:〉-イ´ / イ:.. イ=ヘ
リ∧ .イ/:/.::::::::::;::::::::::::::r>ミ三三'/\ \/ヽ.` ー=彡ヘ_〉
|}l八_,.イノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. \/ 〈_ミ三ニ彡ヘ_〉
1822 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:22:24 ID:oDlq81js0
∩ .___________△______ .__
匚二二二二二二|_. | | | .| |─────────/\ //
∨.  ̄ ̄|三二ソ|三三ヽ┬────-/.◎└─--__ //
/.二.ゝ ヽ-──┴、-─┬T-\/ ̄ ̄──二二=| |
| ||.|. \ 丿 ハ三\ | |
| ||.| ` ̄´ ヽ、三\ ∪
| ||.| .ヽ三/
| ||.|
| ||.|
|_|
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃木箱に収められていたのは、カールスラント軍で採用されているMP40/Ⅰだった
┃陸軍で大量生産されているこれは下級士官などに配給されているこれは
┃拳銃と比べるとはるかに大きくて場所を取るが、信頼は出来る
┃
┗
1823 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:28:15 ID:oDlq81js0
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/― ー \
(●) (● ) l
i(__人__) /
\`⌒´ .,:// ...,,,ノハヘト,、
ー'゙´/,///////∧/≧;,、_
_.,、イ/ム/////////∧////≧;,、 …………
////////\////////|/////!/∧
l//////////∨//////|/////i///
l///////////l//////イ///////{
,イ///////////!//////!////////7
,.イ;イl///////////l//////l///i!/////!
,.ィ≦彡",イl///////////〉,/////l///l!/////l
,.ィ≦彡"´ ノイl///////////∧/////l///l!/////l
∠彡イ才 {{ }l//////////〈//////////il./////l
∠彡イ才 }} ////////////∧/////l////i./////l
|彡イ才 {{///////////////〉////!////!/////:!
|才´ Ⅵ//////////////////////イ//////:!
_Ⅵ////////////j///////∧!///////!
j//////////////イ//////く Ⅵ!/////j
///////////////j!////////>〈///////l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃収められた箱から一丁取り出すと、コッキングレバーを引いたりボルトを
┃確かめたりなど銃のコンディションを確かめている
┃
┃一通り確かめ終わると、同じくおさめられていた弾倉ポーチを手に取り、
┃弾薬の入った金属箱をひょいと持ち上げた
┃
┗
1824 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 00:29:34 ID:lFSPGZ.w0
長いのだったらker98kだったりしたのかな?
1825 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:31:51 ID:oDlq81js0
>>1824 ご名答、ちなみに偶数は拳銃でした。そのへんのです……
1827 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:35:38 ID:oDlq81js0
/ r--i、 . i < r- //
l / } |/ \ヘノノ ∧
l Y/ il l
l (( l i l l つ それ使えるんですか……?
l l l l l l l l l l っ
l l l l l l i l l_斗十 i l
l l l l l l l ! l _l__- l ll i l
l l l l l i l_,r、__ l l ィf:::::: dli l 7 l
l l l l l f<ム< i-′ ハ:::::::::リl l /l i l
l i l l l !- i シ ゞ彳 l/ i ll l l
l l l l l ミ i l'´ ' __ u // i l l l l
y l ll )) 、. ` ´ .イ. l l ! l l l
l l _.-‐-、__ ` - イ l-rァ l l iノ
l l `}. \ `- 、 i l r-イ l/‐  ̄ ̄ ̄ フ
l l l-- 、 l ⌒ l ´ ノ // .
l l i` トィ--!‐~ ___ ~i: irー -r-----i'´__
l l i r‐ '´___r-、 \ |:i.__.. 、__r-‐'''´~ 7
l l l ノ ´ r┴‐:、\-!´ /
l l l `-i `r--、` i i l l
l l l / l_ r |r‐ ⌒- l \ l l
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \ ……分からない。けど、これしかなさそうだったし……
| (__人__) |
\ ` ⌒´ / そこの肩掛けと予備の弾倉を持ってくれる?
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃自分でも使えるかどうかは知らないが、とりあえず持っておくのが吉だろう
┃
┃弾薬箱を何個かくすねると、両手にいっぱいになってしまった
┃とりあえず、元居た家に置くことにしよう。あそこをセーフポイントとして活用していくのもいいだろう
┃
┃そう考えつつ、青年と少女は地下室から出て、家に向かった
┗
1828 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:40:53 ID:oDlq81js0
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三/
'''- ,,_ | i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|i |
||i;i;i;i; | .| i| _____ ____ |i |
||i;i;i;i; | , | i| ロロ:|::::::::::::::::::::::::::| |; ∧))∧ :|: |i |
||i;i;i;i; | , | i| _□ |::::::::::::::::::::::::::| | §´ー`; :|: ,____ 、 |i |
==== | ,-、゙ .| i|: | ゚ |: .|::::::::::::::::::: | |: /)::H::): |: |`ll ̄ ̄ ̄l |l____________、|
||i;i;i;i;i;⌒Y⌒| ii ) | i|  ̄ |:::::::::: |  ̄ ̄ ̄ ̄ |、|___:,|、|| ̄ ̄ ̄||
||i;i;i;i; |. || `-' | i|____|_____...|゙_________.|`||ニニニニ|||l[「「[[[「「l|
||i;i;i;i; |. || /:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: γー――――― 、__'. .,: .:'. .,:...゙ヽ||____________||||ニニニ,|| ,_
||i;_,-'"' || ./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. i i__ __i_i i:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: ..:::~''-
'" || /'. .,: .:'. ._,--、:'. .,: .:'. .i___| ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\ i.. ..:'. .,: .:'. .,:,-- ,,:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .;__|~;|_
||:'. .,: .:'. .,: .:'.| .:\.:`ー 、:'. .,:| \.:.:'. .,, ー' /.: |:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: |`- , |__|
//|\,'. .,: .:'. .,;;;i',',',',',',',',') i:'. .,:iニニニニニニニニ i:'. .,:i (',',',',',',',','i;;. .,: .:'. .,: .:'. .,: | |`- ,
./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:';;;;;|______,,j/:'. .,:|il:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|i|.::'. .ヽ|______,,j;;;;;: .,: .:'. .,: .:'. .: ̄: .;;;;;`- ,
/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: . ;;;;`-
/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'.. ;;;;`-
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃道中何事もなく家のリビングへと戻ってきた。
┃
┃部屋の隅の方に弾薬箱を重ねて置いておくと、ふと外を見る
┃太陽も傾いてきている……電気の供給が切れ、街灯が消えている夜を出歩くのは
┃やめといた方が良いだろう。
┃
┃となると、運ぶのに時間が掛かる食料は諦めて他のことをした方がよさそうだが、これが最後になるだろう
┃
┃
┃下3 教会の方へ足を運ぶ、もしくは他に出来そうなことを
┃
┗
1831 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 00:42:53 ID:lFSPGZ.w0
MP40ならker98kに比べて弾幕はれるけど、致命的なまでに
威力ががが、でも拳銃でゴブ落とせる技量なら充分いけるか
1832 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 00:43:18 ID:3He3xCgA0
教会行ってみよう
1836 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:44:43 ID:oDlq81js0
一個下にずらして教会へと向かいます
1837 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:48:21 ID:oDlq81js0
†
||
/'i,ヽ
/ ..;;;i:::::;\
| ̄ ̄| ̄ ̄|
| l⌒l | l⌒l |
| |...::l | |;;;;;l |;;:ヽミゞ;; ゞ;:;:ヽ
ミゞ;;;|  ̄ |  ̄ |;:;ミ__ヽミゞ,,_;;:ヽ_;:ゞ;;____.____ ミゞ;;ミゞ;;
ヾ;:;:ヽミ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞソミゝミゞ;;ヾ;:;;:
ミゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽミゞ;;ソゝミゞ;;
ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;ヾ;:;ミヽミゞ;;ヾ;:;;:
ヾゝソ | __ | __ |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ゞゝヽミ;ソミゝミゞ;;
ミゞ;;;| LLl | LL;;;| __ .__ __ .__ .__ |ミゞ;;;:;ソソミヾ;:;;:
|i| | LLl | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | |iソ ヾ;:;;:i;i
|i| | LLl | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | i;i;:ヽ_;:ゞi;i
iliiliiliiliililiiliiiiliiliiliiliililiilii| |iliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliiliiliiliili|;:ヽ_;:ゞ
iliiliiliiliililiiliiiiliiliiliiliililiilii| |iliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliiliiliiliili|;:ヽ_ヾ;;;
"''"'''"'" '"''"'''"'" '"''"'''"''"'''"'"' "''"'''"'"'"'' "'''"'"'"'"'"''"'''"'" '"'"''"''
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l´ ッ-┬\ ゙i
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| ナー-ーッ |
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(人,,_,,) |
7 ̄ ̄ __ __,,,,,,__ ,.!
\ 〉 ̄ ̄__ ___〈
\ /..:.:.::.:《三三三三<
< ヘ _,,,x≦三三三三三三≧x
_,,x≦三三三三三三三三三三〉
|三三三三三三三三三三三三!
,x≦三/三三二二二===二三|__
..<三三/三三三三三三三三三三三三≧x、、
/三二ニ=ニ二三三三三三三三三三三三三三ニヘ
/三三三三三三三ヽ三三三三三三三三三三三三三\
/三三三三三三三三=V三三三三三三三三三三三三ニニ\
iニ三三三三三三三三∧三三三三三三三三三三三三∧=ハ
lニ三三三三三三三=∧∧三三三三三三三三三三三三∧ニヘ
lニ三三三三三三==∧//∧三三三三三三三三∧三三三/ニニ〉
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃少女を連れ教会のすぐ傍までやってきた。
┃
┃そこで少女は、銃を構え辺りを警戒している青年の表情が険しいこと気付くと
┃何かあったのか心配し、声を掛けた
┃
┗
1838 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:51:32 ID:oDlq81js0
..-‐ ¨ ≧ァオ¨_ミ:x.__
,ィニjァ='ィ ⌒´辷彡ス `Y
r:ヘ.Yツ / / i l i ヽ ` ヾ) i |
トi ,ィ/ ′ i l l l | | l .ハ (( | !
| jヘトN i | | ィ7从┼l‐-i! }` !リ
レ′ l Vアフ彡ィ/ j」⊥j、! イ ハ、 あの、お兄ちゃん? 顔が怖いですよ……?
/ 八 くヾrjYtリ ´ヒ:z:ノ;7 / Y ヽi
/ / ヽ卜辷r" : u. { ! ハ ト-ミ: ____
√ァ’ / トミ Ⅵ( cっ 人ヾ { , マ≧ レ==ミ`ヽ
/〃 /イ ャ‐ミxヾ:`へ、_ ..√てハ>"{ ヽノノ ヽ\
人{/ / } }rリ) r' `’ ) _/ `ヽУく )/
.-一=彡 ハ /r‐ " ,ィ Yヽ辷彡= _厂Y `う レ/ \ ー=彡
ィ´  ̄ /ヾく | =彡 リ_ / > < 1| {:_ /イ\ 丶
/ / /\-ィ 「ぇ≧z\_/ィミУ { 〃´ /ヽ \
/ 〃 ′ Y | " ヾ ̄  ̄ /_ }.:′ / } ヽ
.ィ i { Lk、 ! ¨_ノ /=ミ 〉/⌒ヾ ハ
/ { ヾ:、 r'¨ ` rァヘ:、 ヽ しぅ〃 : ヾ ∧ }l /
く 八 ヽ/ /ソi } ` :.、 } ソイ} } i 〃 /
ハ ヽ r='=<r彡八V_ ==≧<ア/ ¨{/ ト、 v/イ 八
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/― ー \
(●) (● ) l
i(__人__) / 別に、調子が悪いとかそんなんじゃないよ
\`⌒´ .,:// ...,,,ノハヘト,、
ー'゙´/,///////∧/≧;,、_ ……ただ、虫の居所がわるいだけでさ
_.,、イ/ム/////////∧////≧;,、
////////\////////|/////!/∧
l//////////∨//////|/////i///
l///////////l//////イ///////{
,イ///////////!//////!////////7
,.イ;イl///////////l//////l///i!/////!
,.ィ≦彡",イl///////////〉,/////l///l!/////l
,.ィ≦彡"´ ノイl///////////∧/////l///l!/////l
∠彡イ才 {{ }l//////////〈//////////il./////l
∠彡イ才 }} ////////////∧/////l////i./////l
|彡イ才 {{///////////////〉////!////!/////:!
|才´ Ⅵ//////////////////////イ//////:!
_Ⅵ////////////j///////∧!///////!
j//////////////イ//////く Ⅵ!/////j
///////////////j!////////>〈///////l
1841 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 00:55:51 ID:oDlq81js0
_ , - - ― ´  ̄ ` - 、_
_ _ γて_,、// ― 、―yミXヽ_=r= 、
//| Kr-、|ヾ、 >ロ><ァトミヽ
/ Xヾ彡 // | ヽ ヾ|\テソノヘヽ`、 虫の居所?
| | |ト`´ノ/ |..| .| | | ゛ て‐<ゝ` |
| | |`、/ | / | | .ハ| ヾ | ヽ |ヽ ||(` | って………あ!
| | /ヘ/ | / .| | | |ヽ `、_._|_ | li `、\|| |
/ | .ハ .| | |大-.| | .|、 .|ハ | | | | | || |
,/ /// || | ノレハ,、|、\\ハi_, =-、 | | .| | | |
/ / /イ | | .| Kr/マア冫 ` `´イ::..::ハ | | | | .|
/ // / | | | ヘ Y`.ヾ斗ソ 弋;;ソ / .| .| ヽ .|
/ / / / | | | ヾ|ト, ゛´゜ ノイ | | | .|
/ / //イ .| | | ヽ) > _ _ U ノ彡/ / `、ヽ
../ / / | | | | | |ノ i |>、 ` ´ /イ / ./ / `、\
/ / イ / | | | | |l y | | r-ノ> - < |/ / / ヾ`
| | |l .. || | | | /| .| | \>_)(⌒)(\ノ/ / /`、,_ /`´ |_ ヾ \
| | || | |ヾ X .| .| |_ , )、ソ ( ) ( / /テアノ ̄r/./ ヽノ `、
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃青年が少女と共にいるのは、防空壕から追い出されたからで、
┃その防空壕が教会の近くにあるということは……
┃
┃しまった。そう心の中で呟いた
┃
┃青年にとってみればこの場所はある意味タブーな場所になっているのに……
┗
1842 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:00:33 ID:oDlq81js0
___ _
_.."´ _ ` _ ,.= 、-- 、
,. '´ ヽヽ_f Yfrtッj ヽ
_ .. r ≦-- ノ´ ゝ-ゞゝオツ, \
,. rァォ7ハフ ̄ ヽ fY 丁\ヾ ∧
' イゞン7ハ!__ / \ l | |\ Y ハ
| ゞアン'ーァ)' ! ' | , | ,j/ ヽ ヽ | l ',
| Y ' !'´ | | | | | ! |、 | .イ / ハ i
| l | | | ゝ、 | | レ ― 、,イ | |│ ! ' | i
| | ! ! ! | ,) )1 ハ. / /!⌒Y _|_| _i .|_ | i │ │ ハ ……どうしよう、お兄ちゃん撃ったりしないよね……?
| l | i i Y l _iィ、_l|_V ∧ヽイ!´j.l | | ,ハ | │ ヽ
| | ! ! ハ |〉'7-_-、ゝ--.ゝ.ゝ ┏━━┓l‐| ゝ \| ゝ \
| | ! ! ヽ 7Yイrォj }_j U ┃┏┓┃lヽ \ \
| Y , / ∧ハ.ゞツフ ┃┗━┛l│ | \. \ \
' ! ,' / / ( (`~´ ,ハ│ | ト . ヽ. \
/ , / ' / ハ) ) U ′ し . ,/|个ゝ.! ! \ l ' ,
,/ ,' / ( r‐'ゝ_ ヘ .,√| |7! \. ! リ Y'
レ !/ / `r( >ー- 、 `´ ィーァ | | ヽ. V ! ハ |
/ ' / ィ 人ノ L>'⌒Y く. | |`ー、∧. V'' │ ヽ.. │
' / / 人l′` ゞ | ハ, | トーア ,∧ ! | ',
i/ / / ゝ-rー ' i ( ,ゝ.| | ィ'′,ハ i , l
' / ∧. | { γ⌒iヽ Y_/_>, V | ' │ ! |
/ Y / _j__ ゝ-r‐、 `) \__ イ __ゝ\| ' | i: |
i ,' :::| / /`¨´ >_,..--<___|::i\ヽ| | v' |
レ :::i`…ー r' / |f´ ̄ ̄`ト|::L \. 、ハ. V
i ハ ` 'ー-i ゝ i ,ハ__ノ ゝ ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃防空壕に避難している皆と顔見知りである彼女からして見れば無事かどうかを確認したかったが、
┃今行ったら青年の手が滑って「偶然」銃が暴発してしまうかもしれない
┃
┃行くべきか、違う場所を見るべきか。果たして……?
┃
┃1それでも防空壕へ……
┃2教会へ行ってみましょう!
┃
┃どちらも特殊なイベントがあるのでお好きな方を ↓3
┗
1845 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 01:01:15 ID:3He3xCgA0
2
1848 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:04:46 ID:oDlq81js0
そちらを選ぶとは……
f } ((r-
. ((、_´ ィィ≦ ` ´ >yT へ-、}
fY必}マ / {K必}ノ7-
. /弋ニシ / ,イ }ヘゞエシ》、
/ i '))/ / // / } / ! ((/,ヽ、
/ ./ / i ハ / ! ' }
.′/ 、__/ / / ', i ト、ヽ,ィ } ,′ お、お兄ちゃん! 私確かめたいところが……
.′ i ≦/ |! .リ__ ! l / Xレ´ iヽ /!`\
{ ;| /-=≠=く /l ! ┏━━┓ // ヽ
,.ハ ハ, r(Y⌒ミメ}) iル'┃┏┓┃ //′ ハ
/ } , N、八ムzソノ U ┗━┛┃/ ' | ヽ. i}
/ ! ,ハゞ辷ツ' i //// /イ l ! ||
,/ ./ /∧{{_ . -‐ ⌒iヽ u /´ハl 、 | ,リ
./ ./ /`ヽ \ {:/ ´:},.イ / \ \ /
./ / / | ヾ| ≧ __ ≦! l ,i¨`ヽ, \ ヽ'
{ ./ /V{ l´)_r´}ヽ_ノ^゙´i^i^ト-イl(__ } / \ ヽ
.', { { V l l: >-f i_ノ⌒い⌒ rイ /__:/ / ヽ ',
. ∨ .\ ヘ ヾ¨ ト.)`ー'||≫≪||ノ'ー'´i / /',/ Y .}
∨ \ \ ,ヘ 、/ゝ^′'′ゝ^゙とノ/ ハ { 从{ .| |
.―――‐\ \__f=='1――――‐.|ヾ=´イ‐┴‐{ .ヘァ' /―
`ー―‐_ミi_,イ `トー< 弋z彡.'
/ }ル ィ} { ヽ
〈////u uヘヘヘヘ〉
 ̄´ ` ̄´
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システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃駄目だ、このままいったら人殺し……までは行かないが、なにか騒動があるかもしれない
┃
┃防空壕を確認するのは青年を説得してからにしようと心に固く誓うと、少女は青年を教会へと
┃轢きづる様にして向かう
┃
┗
1851 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:09:07 ID:oDlq81js0
:.: :..:|::: | :.:..:.
:.: :. . :|::: :メ| ::メ :.:..::#:. :..:.. :.:...
.::..: :|::: | :...:..
:.: #:.. :|::: |::.:#:.. / ̄l ̄\::.:;.. ./ ̄l ̄\ :.:メ:.:: ::.:. :./ ̄l ̄\
:.::. : :|::: | │ │ │ :..:│ │ │ │ │ │
:.:..::: :|::: |√:. ├─┼─┤ ├─┼─┤ .. :.:.. ├─┼─┤
# :|::: | │ │ │ :.:K:.::. │ │ │ :.:..::. :│ │ │
:.:. .; :|::: | .:.:│ │ │ .: │ │ │ #;. :::.│ │ │
:.: : :..:メ::|::: | .[ ̄ ̄ ̄ ̄]__ .. [ ̄ ̄__ ] __:[ ̄ ̄ ̄ ̄]
___ ::|::: |:.:..,; // :.:.:.. :. :.メ:. // //
:. /l|┌┐ | |::: | // |_ // |_ ..::// |_
/ ..l| │ | |;;;__,,|_____ // / /|______// / /|______// / /|___
l| |/ | | / // | | / // | | / //
l|┌ Ⅱ| | |/ // | |/ // | |/ //
l| │ | |  ̄|/ |  ̄|/ |  ̄|/
l| ┘ |  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
./  ̄ ̄ ̄,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
/ /゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
/
/
/,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
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システム
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┃普段なら神父が祈りを捧げているはずの教会だが、今では無人の建物となっている
┃
┃中にはなにも無い……と思いきや、カールスラント軍の十字マークが入った木箱が
┃幾つか詰まれているのを確認した。
┃
┃どうやらここは小隊司令部として機能していたらしい。
┃
┃なにか使えそうなものがあるに違いない……二人して中身を漁り始めた
┗
1852 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:15:25 ID:oDlq81js0
|:| |:| |:| |:|
|:| ┃ |:| |:| ┃ |:|
|:| ╋ |:|. ┃ |:| ╋ |:|
|:| |:|. ┃ |:| |:|
 ̄ ̄ ̄ ┃  ̄ ̄ ̄
━╋━
┃
、,. [二二二二] .、,.
_______∥_____|┌ ┐|___∥______
. ∥. |________.| ∥
__________/;:;:::;:;:::;::;;::;\_________
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システム
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┃欧州全体の地図や報告書やらが乱雑に置かれている……幾つか拝借していくとしよう
┃
┃備品を何個か麻袋の中に入れていく……。探すのに時間が掛かりそうだが、見れそうな場所は他にもある
┃
┃ここに有る物は全て一人でも何とか確認できそうなので、分かれて探索すべきだろう
┃
┃下3 やる夫かキラキ―。好きな方を選んでください
┃
┃
┗
1855 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 01:16:10 ID:D9ckZhMQ0
やる夫
1857 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:23:52 ID:oDlq81js0
:::::::::::::::| ヽ ,
:::::::::::::::|  ̄`ヽ ', ‐
:::::::::::::::| -‐-、 i 丶 これは……?
:::::::::::::::| 0 i .|
:::::::::::::::| γ´ 、、_ l
:::::::::::::::| { i ,'
:::::::::::::::| `ー‐'ヽ_ ノ /
:::::::::::::::| /
j || || .| i′
''''''''''''''''''l''''''''゙‐' ' .. . ||==========|| .''''''''''''''''^'''"゙゙/"'''゙‐'''"
t, ./ .. || || : / ,!: :
,,../レri.. lニ...i|,,,,,,,,,,,... .||==========|| ―-iッr- /y ヽ..........-
ゝ ,! || || : ::.! ゛ : : : :
., : : ,! . ||==========|| .‐: .!
^゙゙゙゙゙゙゙゙゙l!''T''''゙‐'''''' || || '''''''.l'''''゙‐'''''''''''ll/一'''
|′ : : .:||==========|| : : . l : |::
,,,,,,,,,_,l'‐____,,,,... || || : : : ゛ .''7 ,,..
│: : ゙‐ .!!. .:||==========|| : :`゙゙゙゙"''''''''ソ''''''゙‐''''"゙゙"
,i' : :|'i . .|| || : : |: ,、
ー-rトr= |-- ト-ッ- .. ||==========||゙ :.......,,,,___.l_,l___,,,__
: : : ::|:i| ."′.|| || | |.,.": .:l゙: .゛
: : :.!、 l .ゝ : : : : : : : : : : ! : l::
:"''''''''゙¨¨''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''"'''''''''''''''''゙゙'゙‐'''''''''
: : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : : : :
: :
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃特に危険は無いだろう。礼拝堂の中は少女に任せ青年は一人、教会の奥の方に向かう
┃
┃すると、何本かのケーブルが地面を這い、壁に沿って上へと延びている。そこには鐘を整備する
┃ための足場へと続く梯子があった
┃
┗
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ', ……行ってみるか
./ ',
l / .l
l 、__,ノ _,/tリ) .l
.', ゝ ヾリ `ー‐' U /
\ l 人 l /`ヽ
/ `ー、 `ー´_`ー' ‐' ',
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃上に何があるかは知らないが、なにかがあるような気がしてならなかった青年は
┃銃を後ろへと掛け、梯子にへと手を掛けた
┃
┃そこそこの高さがある……落ちないように梯子を握る手に力を籠め、一番上へと
┃向かった
┃
┗
1858 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:28:10 ID:oDlq81js0
、Х
〈`
/\
//.:::.:.::〉
〉へ::.:/ヌ/〉
/'个y´ ̄Lム、
|:.'.;| [] . :::.ヒ!
_ |;'.:.| . : : : :ロ.::|
/:/\ |.:::;|.: :.: :.:.::.:.::.:|
┌个┐| | .:_|___. |_.' |.::.:..:.[]::.:.::.:|
| .:|...:|/:/...:.:|..: : : : : :.:`L..r─┬i .//| |.: :.: :.:.:.:.:..::|
\ | └┴┬i::::|==========|: : ://__. rr┴' | |.:.::.[]:.:: : : :|
:::...>、 |[]..::[]. 〈〈::::|::::::[]::::.:.:[]..r、]: :.[_[;;::::.} ]:]:: : | | :.:: ::..::.::.:::.|. ┌::、 /〉
‐く.:〈 ,、 |. : : : :.: :\:|:::::::::::::::::::::/. : : : : :〉〉 //:: : :| | : :.::.::.:::..::.:|-┘:::L、r‐//┐ ,、
.: ::L└i _ .||_ | : : : : : :、 〉〉/〉::::::;;:::〈 : : : : :〈〈 rく〈:.;:..::..::.::_|:::/Tl::::;二/ム、| || _r─
::.: :└i:| //\| ::::ト、__ : : :||_'//、п∥::.:l| : : : : 〉〉 | :.|::|..::./rへ/レYL;/:>┘/ト┘.//::::.`L「|-┘/:::トyィ
工エ::「 /〈. ::〈|-、_/::::::..\r':.|.::[,/T>.:/ロ〃乢.: :: :〈〈  ̄└─匚|__| :| |:L:冂_| :|┐ .::::::ir==| |.:::.「.:[]:}il|{´
: :∠7ヘlコ:::|:.:..|-i_::_r√ソ\>へ:| :|:ln| :]:|:П叮  ̄ 。l;_|_|ー|__!」====l|_<>‐┴─|i|l|
: :|ェ| .:::::|:.:.|:::..|::::.|\.::::》: :::L;:.::r| .L/∟ロ⊥! rュ ´ ' ルヘ:
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃風が強い……
┃
┃鐘塔の上はそれなりの高さがあり、街が一望できるほどだ
┃
┃青年の眼下には破壊され、廃墟と化した街並みを夕日が照らし出している
┃
┃一人だったことも相まってか一種の幻想的な感動さえ覚えてしまうほどだ
┗
1859 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:32:11 ID:oDlq81js0
! i
,L. __ /'
Y´ ̄二 /〉
| /!
| ./ 」!
l !l
| |ム
│ | ∧
! |'/∧
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| l / ̄〉
| | /∧
| /`i ′,∧
|L... _ │ /'/∧.
「 ̄ ` / ′/ ∧.
|..__ , /〕、 _」.
/ ̄ `  ̄|  ̄ ,〉 カッ…
∠.. _ /!-‐=ニ />..
∠ ̄  ̄二ニ、 厶-、 , '/ 〉
r‐=≦ ̄ ` ∨ //`ー'´
iL.. ____r‐=iニニ」二ニ´/'
`  ̄ ̄ ̄ ̄ ´ ` ̄  ̄ ̄´
_____ |/
/ ヽ ─
/ \
/ 、 \
/ `ー- ヽ
| 、__ | ん? きらきーか?
ノ └┘ / |
(、 !_ |
{`ー-' /
\ ,, -===ニニニニ====-、_/
ソ´:::;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
___〉:/ |i \/_
/| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |`ヽ,
/ .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::|
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃カメラがあればこのような光景を収められたのに。
┃残念そうに眉をひそめていた青年の後ろから足音が響く
┃
┃誰だろうか? きらきーか?
┃
┃確かめようと青年は無意識に振り返る
┗
1860 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:37:59 ID:oDlq81js0
,yvvイイイイソハvvr
,yソyツツツツツツツツツノィ
トミミヾヾヾ'ソ'ツツツ彡彡メメ
ミミミ`゙゙''khゝ'' 彡イイ
ミミ `ソ ∠__ヾ'y-ソ 破滅というのは虚しいな。何かが壊れ行くというのは悲しいものだ
`ミ>、___ r''fテシ´ {{ソ l|
ミヘヘ'''叨 l oノ だが、そこに刹那的な美しさを感じ取れるなら、破壊もまた良しとなる
ヾヽ l__ l|..\、
z‐| ヽ、 ー-‐' / l| ヘl `ヽ___
__,,-ー辷二/ l ヘ'シ>,、 ィ´ i. ヾソ Yゝー、__
}>ー-、 / .ヾ/ , l`゙゙´ ヽ \ `ォ、
∨ z´__ |ー 、 -ー } ヾ、´ /
ヽ ヽ、__ゝ、 | :l __,y-''' ´ 〈
∧ > .l } .r''´ー''´ ./ ヽ
. ノ ヽ、 zー'''゙゙´ ', ノ ヽ、 /l ヘ
/ |レヽ `ヽ '、 . / ヽ、 /.l| ヽ
./ | l´ ヽ \ ヽ l / _,,-ー少 || ヽ
/ .| l 丶 __ヽ ヽ|/ /__ノ ll ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃青年の後ろ居たのは少女ではなく、別の人物だった
┃
┃華やかな衣装に身を包み、悠然とした態度でこちらを見据えている……
┗
1863 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:44:25 ID:oDlq81js0
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. /:. \
/: : : \
. / : : : ヽ ……え? いや、あなた誰ですか?
| : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,, l
|: : : ::; ( ○ ) ( ○ ) .;:: | いや、同じ避難民か……?
|: : : : : ´"''" "''"´ l
,_ ヽ___ ( j ) u /__ でも
/:: r' | r' ̄二ユ:`ー-‐'´`ー-‐'′ / : :: :: :`:、__
: : : :::| .| | / ) `) /: :.ヘ : :: :: :: :: :: :\__
: : |.ノ. ノ / ⌒ヽ_ _ , ´ |: : : :ヘ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: ::\ `ト、 /: :、 : : \: :: :: : .i i: :/: ::ヘ
: :: :: :l: `ー┬-、 |ii入 /|:: :: :\/: : : : {. レ /: :: : ヘ
: :┐|: :: :: :: :\) 7 ./iiii〈 |: :: :: :: :\: :: :: :V /: :: :: :: :}
: :イ .|__/ ,へ/⌒\ ./iiiiiiii} | : : : : : ::/: :: :: : V: :: :,イ: : :!
イノ: : / /: :: :\_  ̄\iiii} |: :: :: :: :/----: : .| /ノ: :: :|
yvvイイ从从イイイソハvvv
ミミミアァアァミシ入从从九
ミミミミツツツツツツ彡彡从从人
ミミミツツツツツツ彡彡彡彡イイリリli この世には常識などという規則のような物があるが、
ミミミツツツツツツ彡彡彡彡彡リリリli 果たして、この無残な世界でも効果をなすだろうか?
ミミミツツツツツツ 彡, ィ彡V f^Yソソリi
ミミミ'ソ''ソ'ツ ノ`Y彡 彳{{ソ .l|Vリ 入 人がいない世界では「規則」などという概念は
(((('ソ'ツツ ,∠,,,','. `Yチ oノ li l \, 意味有る物として成り立つだろうか?
\ゝ''、 jk勺" .ヽ ! \ li_ ノ li ``'"⌒ー──‐-
`ソヽ,' " |: ヘ.l == _li_ \. r',ニ二
l :_ ノ_\ソ ⌒\、i ノ/二ニヽ
└ '7__,,ィコ ' ⌒` _,,_ } //___
`i, ,/⌒ヽ,_  ̄/ .厶-──
|/ ̄/ `l /
,_-─--‐'´ |ー 、 -ー | /〃
_二エニ=- | : | ./〃/
/ | : | /〃/
1865 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:49:46 ID:oDlq81js0
,yvvイイイイソハvvr
,yソyツツツツツツツツツノィ
トミミヾヾヾ'ソ'ツツツ彡彡メメ
ミミミ`゙゙''khゝ'' 彡イイ 答えは否
ミミ `ソ ∠__ヾ'y-ソ
`ミ>、___ r''fテシ´ {{ソ l| この荒廃した景色の中では常識や規則などと言う
ミヘヘ'''叨 l oノ 人が作り出した法則はあまりにも無力
ヾヽ l__ l|..\、
z‐| ヽ、 ー-‐' / l| ヘl `ヽ___ この世界にあるべき形などは無いように
__,,-ー辷二/ l ヘ'シ>,、 ィ´ i. ヾソ Yゝー、__ 君の存在もまた無駄なものとなり得る
}>ー-、 / .ヾ/ , l`゙゙´ ヽ \ `ォ、
∨ z´__ |ー 、 -ー } ヾ、´ /
ヽ ヽ、__ゝ、 | :l __,y-''' ´ 〈
∧ > .l } .r''´ー''´ ./ ヽ
. ノ ヽ、 zー'''゙゙´ ', ノ ヽ、 /l ヘ
/ |レヽ `ヽ '、 . / ヽ、 /.l| ヽ
./ | l´ ヽ \ ヽ l / _,,-ー少 || ヽ
/ .| l 丶 __ヽ ヽ|/ /__ノ ll ヽ
/⌒ヽ, .,,;-―――――-;;,,
| { / \
l ヽ \
\ ヽ __._ノ _〉 なぁ、おい、あんた……
}ヽ. \ U `i |;;;:::| i 〈{::} 〉
_,. -―‐く` ヽ ⌒゙''''''´" ヽ 大丈夫か? さっきから意味分かんない事言ってるけど……
{′ i ヽ }ヽ_ (,,__,,ノ!_ノ .|
`ーァ= < ,} 、 ハ!_  ̄ ̄ ̄ / 気をしっかり持てよ
{ { ̄ヽ _> ´ r‐_) /
ヽr―― '´ ̄ /´ > . `ニ´ ,.メヘ、
/.{ __.. イ ,ハ\ \ ` ー‐ ´/\、 ヽ
| ヽ. -‐ ¨´ ノ}\| > 、 ヽ ∧ ヾi、 l. |
} ハ ,/ ∧ヽ\ .ヽ ヽ / l }il! } |
ハ ヽー、―--- '´ノノ ト、 ヽ ,iリ/-{
{ \\ _/イ .|ヽ.ヽ ヽ l ///ト、ノ
`7ヽ、 ` =チ'´/ ノ
/ {\__ ノ .ノ /
1866 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 01:55:18 ID:oDlq81js0
_____
_ノ火´ =ニ三て_,r─ _
. {Y r t_rxr rくくく< ̄二(⌒
ミ、/`ー- .: ̄辷 ⌒ー-
}| __, -‐== 辷=‐- 時間が無いのだよ
}廴___ ´rくフづく } ニ ‐-
]rrゥ、| : 辷‐-<_ この世界は、終わりが近い
+;. . ]}ゝ´| : ,}rul||=-~
| ヽ`__, : (( _ノ儿'⌒
ハ ´ ='´ : ├} t\
〈ヘ . .. .: . ._ノム| [i.iフ|'⌒ー‐-
「\___,. マ\. | r',ニ二
| /jノ|!.| ト、.\| ノ/二ニヽ
| i/-‐弋| い} //___
/|/ /| '´ / .厶-──
丿 |: "' /
,_-─--‐'´ |: | /〃
_二エニ=- |: | /〃/
/ |: | /〃/
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃青年の周りをぐるぐると歩きながらなにやら胡散臭い事を問いかける男性
┃
┃その言動は青年からして見れば異様、はっきりいえば気持ち悪いの一言だった
┃
┃彼の言葉を無視してもなお、なにやら哲学じみた事をしゃべりだす男性は
┃一種の狂気さを感じさせた
┗
1868 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:00:05 ID:oDlq81js0
_ , - - ― ´  ̄ ` - 、_
_ _ γて_,、// ― 、―yミXヽ_=r= 、
//| Kr-、|ヾ、 >ロ><ァトミヽ
/ Xヾ彡 // | ヽ ヾ|\テソノヘヽ`、
| | |ト`´ノ/ |..| .| | | ゛ て‐<ゝ` |
| | |`、/ | / | | .ハ| ヾ | ヽ |ヽ ||(` | お兄ちゃんー
| | /ヘ/ | / .| | | |ヽ `、_._|_ | li `、\|| |
/ | .ハ .| | |大-.| | .|、 .|ハ | | | | | || | そろそろ暗くなりますよー
,/ /// || | ノレハ,、|、\\ハi_, =-、 | | .| | | |
/ / /イ | | .| Kr/マア冫 ` `´イ::..::ハ | | | | .|
/ // / | | | ヘ Y`.ヾ斗ソ 弋;;ソ / .| .| ヽ .|
/ / / / | | | ヾ|ト, ゛´゜ ノイ | | | .|
/ / //イ .| | | ヽ) > _ _ U ノ彡/ / `、ヽ
../ / / | | | | | |ノ i |>、 ` ´ /イ / ./ / `、\
/ / イ / | | | | |l y | | r-ノ> - < |/ / / ヾ`
| | |l .. || | | | /| .| | \>_)(⌒)(\ノ/ / /`、,_ /`´ |_ ヾ \
| | || | |ヾ X .| .| |_ , )、ソ ( ) ( / /テアノ ̄r/./ ヽノ `、
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ふと梯子の方から少女の声が聞こえてくる
┃自分を心配して様子を見に来てくれたのか、それなりに時間が経っていたようだ
┃
┃「すぐに戻る」と返事を返し、男性の方を向くと、
┃
┗
、Х
〈`
/\
//.:::.:.::〉
〉へ::.:/ヌ/〉
/'个y´ ̄Lム、
|:.'.;| [] . :::.ヒ!
_ |;'.:.| . : : : :ロ.::|
/:/\ |.:::;|.: :.: :.:.::.:.::.:|
┌个┐| | .:_|___. |_.' |.::.:..:.[]::.:.::.:|
| .:|...:|/:/...:.:|..: : : : : :.:`L..r─┬i .//| |.: :.: :.:.:.:.:..::|
\ | └┴┬i::::|==========|: : ://__. rr┴' | |.:.::.[]:.:: : : :|
:::...>、 |[]..::[]. 〈〈::::|::::::[]::::.:.:[]..r、]: :.[_[;;::::.} ]:]:: : | | :.:: ::..::.::.:::.|. ┌::、 /〉
‐く.:〈 ,、 |. : : : :.: :\:|:::::::::::::::::::::/. : : : : :〉〉 //:: : :| | : :.::.::.:::..::.:|-┘:::L、r‐//┐ ,、
.: ::L└i _ .||_ | : : : : : :、 〉〉/〉::::::;;:::〈 : : : : :〈〈 rく〈:.;:..::..::.::_|:::/Tl::::;二/ム、| || _r─
::.: :└i:| //\| ::::ト、__ : : :||_'//、п∥::.:l| : : : : 〉〉 | :.|::|..::./rへ/レYL;/:>┘/ト┘.//::::.`L「|-┘/:::トyィ
工エ::「 /〈. ::〈|-、_/::::::..\r':.|.::[,/T>.:/ロ〃乢.: :: :〈〈  ̄└─匚|__| :| |:L:冂_| :|┐ .::::::ir==| |.:::.「.:[]:}il|{´
: :∠7ヘlコ:::|:.:..|-i_::_r√ソ\>へ:| :|:ln| :]:|:П叮  ̄ 。l;_|_|ー|__!」====l|_<>‐┴─|i|l|
: :|ェ| .:::::|:.:.|:::..|::::.|\.::::》: :::L;:.::r| .L/∟ロ⊥! rュ ´ ' ルヘ:
1869 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:07:35 ID:oDlq81js0
__
_,,..-''"´ . . . `゙"''-..,,
/ ....: : : : :..:::::::::::::::`ヽ、
/ ...: : : : : : : ..:::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ从/
/ ..: : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ そ て
./ . : : : : : : :.::::::::::::::u::::::::::::::::::::::::::::::', /^YY"‐-=ニヽ
/ : : : : : : :..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l _,,..-'
,' : : : : : : ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ___,,..-‐''"_,,..-‐''
.l : : : : : ::::::::::::::::::::J::::::::::::――――┼‐===ニ-―‐ ‐''"´ え! どこいったあの男?!
.l : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
ヽ : :u: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 消えやがったぞ!?
\ : : : : :..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
`゙''-..,,_ --‐<
,,-''"  ̄l ̄ ̄ `゙''-..,,
/ ヽ、 `''-,,
/ l ヽ `ヽ、
/ | ∧ \
/  ̄ ヽ、| ∧
.{ `゙''-..,,_ _,,..-―‐-..,, ∧、
ヽ、 .,- ̄ -..,,`ヽ-‐' ∧\
`''‐..,,_ / __ ヽ_j ∧ \
`゙''-..,,_ 〈 ̄.‐‐'
 ̄ ̄⌒ヽ_j
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃いつの間にか男の姿は無く、そこには風が吹くだけだった
┃
┗
______
/ \
/ \ 幻覚? 妄想?
/ , 、,,.-='、'、 \
/ `┬;;;:::┬′ ゙.゙、;;;;::',ノ \ 幽霊とかの類いじゃないよな……
/ ⌒゙''''''´" `''''''" u \
| U |
| |
\ /
\ /
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃結局何があったのか分かず、青年は梯子を降りる羽目になった
┃今のは夢幻かそれとも現実か。
┃
┃少なくても、なにか正常ではないのは確かだった……
┃
┃
┃
┃一部のイベントかアンロックされました
┗
1872 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:10:58 ID:oDlq81js0
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三/
'''- ,,_ | i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|i |
||i;i;i;i; | .| i| _____ ____ |i |
||i;i;i;i; | , | i| ロロ:|::::::::::::::::::::::::::| |; ∧))∧ :|: |i |
||i;i;i;i; | , | i| _□ |::::::::::::::::::::::::::| | §´ー`; :|: ,____ 、 |i |
==== | ,-、゙ .| i|: | ゚ |: .|::::::::::::::::::: | |: /)::H::): |: |`ll ̄ ̄ ̄l |l____________、|
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||i;i;i;i; |. || `-' | i|____|_____...|゙_________.|`||ニニニニ|||l[「「[[[「「l|
||i;i;i;i; |. || /:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: γー――――― 、__'. .,: .:'. .,:...゙ヽ||____________||||ニニニ,|| ,_
||i;_,-'"' || ./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. i i__ __i_i i:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: ..:::~''-
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||:'. .,: .:'. .,: .:'.| .:\.:`ー 、:'. .,:| \.:.:'. .,, ー' /.: |:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: |`- , |__|
//|\,'. .,: .:'. .,;;;i',',',',',',',',') i:'. .,:iニニニニニニニニ i:'. .,:i (',',',',',',',','i;;. .,: .:'. .,: .:'. .,: | |`- ,
./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:';;;;;|______,,j/:'. .,:|il:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|i|.::'. .ヽ|______,,j;;;;;: .,: .:'. .,: .:'. .: ̄: .;;;;;`- ,
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/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'.. ;;;;`-
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃日が落ち、夜になった。
┃灯りが無い街を歩くわけにもいかず、二人はセーフポイントに戻っていた
┃
┃この家にも電気は通っておらず、灯りは見つけてきたガス灯が2個だけ。
┃
┃リビングの中央に置くと、辺りを微かに照らすだけで精一杯だった
┗
1875 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:16:09 ID:oDlq81js0
/ /{必} r=ミ | |
/ //)厂 ゞ彳i | |i
/ //(( / i | | )) ! i|
/ // / / l l | l | | | | |丶i ' .'.|
" / .′ i | l| | | |/.i ハ .l | | l l | l / |
/ /i i l.| l| | | i :!/:ハ┼-| | l | | i/ / | |
/ / ! i l l ! 从r-、_)) /i i/ル'ハ!ル/! !i/i / /i ! !
. / / | l ハN nn{ィ示}} r:行芯ヘ,レ |/ /i | ! !
.. / / / ./ | |.// )辷_ソノ 込zソイin./ / li | | 丶
/ / / / i /i { /.)ーイ , n| | 〉/ ハ.| | \
( ( / / ハヽ|,| i } )) / ノノノ ) , | 、 \
\ ) /./ / l\ ` \ ⌒ ./. /./l | ヽ ,
) : / ./ / 仁へ._\ \ / /./ l ハ ハ 人
/ / ( /fニフ(_ / ⌒ `⌒ヽ }≧≦{ /_' | i i / \/ \
. / / ノ /rイ / ( // / 人__i\r─'⌒ー' トTフi| / \ \
/ / //r─{.`ー i / / _,イ }/ ノ、トイ}_ \ \
. / / ( i { ノ .ノ イ 八 //\/ ) . }
/ / | | / /j__、\ い、厂/ 〈 i ノ /
./ / { } r─'´ イ≫<\ .∨イ } i / /
/ / / / _ <二二二ニ| ト. \ } i / 人
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`丶
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、 ________________/__
\ /二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\
\{二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\
/二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二{
{二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ!
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃テーブルの近くにあったソファーに青年が座り、その横に収まるようにして
┃少女がもたれかかっている。
┃
┃今の状況では何もすることが無く、少女はキッチンに置いてあった保存用の
┃黒パンを少しずつかじっている
┃
┃夕食はこれだけ。ガスも通っていない今では、これだけが食糧だった
┗
1876 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:19:01 ID:oDlq81js0
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三/
'''- ,,_ | i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|i |
||i;i;i;i; | .| i| _____ ____ |i |
||i;i;i;i; | , | i| ロロ:|::::::::::::::::::::::::::| |; ∧))∧ :|: |i |
||i;i;i;i; | , | i| _□ |::::::::::::::::::::::::::| | §´ー`; :|: ,____ 、 |i |
==== | ,-、゙ .| i|: | ゚ |: .|::::::::::::::::::: | |: /)::H::): |: |`ll ̄ ̄ ̄l |l____________、|
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||i;i;i;i; |. || `-' | i|____|_____...|゙_________.|`||ニニニニ|||l[「「[[[「「l|
||i;i;i;i; |. || /:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: γー――――― 、__'. .,: .:'. .,:...゙ヽ||____________||||ニニニ,|| ,_
||i;_,-'"' || ./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. i i__ __i_i i:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: ..:::~''-
'" || /'. .,: .:'. ._,--、:'. .,: .:'. .i___| ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\ i.. ..:'. .,: .:'. .,:,-- ,,:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: .;__|~;|_
||:'. .,: .:'. .,: .:'.| .:\.:`ー 、:'. .,:| \.:.:'. .,, ー' /.: |:'. .,: .:'. .,: .:'. .,: |`- , |__|
//|\,'. .,: .:'. .,;;;i',',',',',',',',') i:'. .,:iニニニニニニニニ i:'. .,:i (',',',',',',',','i;;. .,: .:'. .,: .:'. .,: | |`- ,
./. .,: .:'. .,: .:'. .,: .:';;;;;|______,,j/:'. .,:|il:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|i|.::'. .ヽ|______,,j;;;;;: .,: .:'. .,: .:'. .: ̄: .;;;;;`- ,
/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: . ;;;;`-
/:'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'. .,: :'.. ;;;;`-
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃無いもしないなら寝て体力を養うべきなのだが、まだ時間は早い
┃時間のかからないものなら何かできそうだが……
┃
┃
┃↓3 きらきーとコミュでもなんでもお好きなのを。実現できるもので
┃
┗
1879 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 02:21:18 ID:u70cuYbY0
きらきーの家族について聞いてみる
写真必至に探したくらいだし大切な人達なんだろうけど
1880 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:28:47 ID:oDlq81js0
.. -─ ─ --{ { rく Fヘ ト } \
___{人シ-}ノ´ 辷{ーイノi \
/ `ナ '´ ((ー'⌒))ヽ \
/ / | |l l| | \ .ハ
〃 / / l! | |l l, l| ヽ \ | ハ i
i / / |(ヘ | |l |i l| l |. | / .ハ l 私の家族……ですか?
| .:′ .{ l !/ ノ| |l |i l| | | } {
| i | | {r′| |l |i 爪丁`メ.! | ハ.\ それなら写真をお見せした方が早いですね
| | | レ─ェヘ.|人リ八!ハ从/ハ/ !| | / ', ヽ
. 八. | | ノX 必\λイ─ .,:ィだ心t、| .' / i )
/ } | |く λYシノf ノ .之z少 ./ / , / ノ ./
. / / ヽ,从!弋rマ辷彡 , , , , / / / / / /{
./ ノ } \. !)) , =彡イ / ./ /{八
./ ノ / ∧ __ r─l/ r‐─--、,/ /\ \
/ / / ./ }丶. `´ l⌒レ./ / .八 /\ \ \
{ / { / ノ > . _ . ィ _| / / < \ \ ) )
} 〃 / { r──-マ r~7ノ / / へ、ハ. / /\
/ {i / / / / `ニニ┤-l { / / } / ハ \
./ 八{ .( ./. ‐─、_) ノ / /! / | / } )
. / \{⌒Y > )-'. / // / /\ / / / /
/ \ ト-!r-.、 / /./ / / ノ / / 人 {
' ノ \} [ |_ イ7/ / ./ /\ -一' / \ / ) }
___
, ´ \
/ ヽ
./ -- ..,_ _‘. え、いいの? 写真とか嫌なら見せなくても……
,' __ __´_ ‘.
,  ̄ ̄  ̄ ̄ ‘.
{ ∪ "' 、、 } 見せて減るような物でもないですし、大丈夫ですよ>
ヽ ゝ-‐ ー- ' '
\ 、 <_
>,7/1 _ ,r' `'rv////
〈/////」 V / l///\
__//////ン 〈,r' _〉Y// ト、
{//\`¨7 o⌒f \,r'´ 、ゝ///|.:.ヽ
j,////`7'__`] !_ ! Y´ ` \,r':、<
|,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽト j′∨ ヽ __
|//////У ヽヽ} } ヽ ィ、 ,ヘ | `fヽ ヽ
|,∧_/z</〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l }
j_/_/> ´゙´ | l 二 | | / ,r'
 ̄ヽ ヽヽ.二 . ^└ `´
\ __ 、 }.} >´
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃彼女の家族について話題を振ってみると、思いのほか食いついてきた、
┃自分の肩にのしかかる様によじ登ると、写真の入ったケースを開いて
┃見せてくる
┃
┃そこには父母と思わしき大人が二人。そして、きらきーとよく似た少女がなかよく抱き合っている
┃
┗
1882 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:35:25 ID:oDlq81js0
___ __ _rtvy《ー----y《
/ ´ ` >K> //>' `⌒ヽ >'へ
y / ´ ヽ\/ / / ! 〈必〉 \
i´个k'´ /! ∨ ヽ .!ノ / / / 〉 `》 ハ ハ
<ニKアー'アイ 、 \ ∧ i }V / . / ! / ! { | このきらきーに似た子は?
. ,イ´/ 爪! ヽ\ ヽ ∨ ! |__人 / / ./ ハ\ ∨ i
{/} / ! | ハ ̄ヾ---(笊∧!必 ノレ从ト 、! / / .| } ハ | 私の妹のばらしーです
ハ/ ! 〉 ヽヾィb=∨´ヾ=!Vリ仆'} イセk} / / ! !、 ! /
/ | ! ! ! ∧く2レ })'" 《 } `=ツ/ / /| | | } .{/
} } .| ヾハ\\ }' `、 / / //!. | ! ! ばらしー? また珍しい名前だね
/ | | y、 ヽ>‐‐}ト-―‐' ト--<//_// | ! !. |
./ | ! ! 〉ヽ' /'ー'ー< ><//// `}(__ | ! ! 薔薇水晶だからばらしー
' ! { | `レ _ノヽ{彡 ミト 〈 ト /!.ノ ! | 学校の皆からつけられた名前です
{ ! ! `ツ 〉〈 i´〉V } ー/_/ /!. | !
| | } }\ /て }/ヾ/. _| _//〈 / | {. |
| | ! !ヽ \ /7´ ! }っー' ! / ∨ | !
| . i! | | .! .| { ! 〉、∧{ 三ア /! / | {
. !| /! ! ! !ノ ! { } ハ∧ ∧ ! / | / ヽノ /
イ i! .| | / } ! ! //! ∧∧ ! / !/ / /
| i } /! r'_ | } { \∧ Vレ' } } {
| r-',ニニ==) /_! / / ))、 〉 ト、_ ! { !
〈 ( ,-Uテ-レ!| / // ヽ、 V . n__> ! ヽ
) ) r! { \ x_/ム ( ./ ー{nV 〈 ∧ ! \
// /‐'v' )' 〉 リ ,― ''  ̄ ノ )ハ ヽ ハ \
┏━━━━━━━━━━┓
システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃写真にはきらきーとよく似た顔付の少女――薔薇水晶がお互いを抱きしめあうようにして
┃此方を見ている。
┃
┃白く透き通った肌に人形のような大きな目。顔付も瓜二つで見分けがつかない程だ
┃
┃その一枚が奇跡のような情景を連想させるほどに美しい二人の姿は、今の状況とはかけ離れている
┗
1884 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:40:42 ID:oDlq81js0
/ / // /|ノ ゝ/ / / / / / // l ト_l_r/ / / ill / . / / l /
;/ / / |- └//_/ / /l /l il/ //yγ|/ l /|/ / // | /l / /
;;/r ̄´ ̄´ ` `l_、 //l //l // / l/ | || / ;/ : l| / /// / \ /l/ / /
;:rー´,yー´/l⌒lゞノ l/ l /l//lil / / i | / // / /il// |/ / / /
l il 〈l〉//ヾ`\ lーl/ll/ / /l/ l l | / | / / /l/ / /l / / //
l i Y r´ ♂i ヾl〉ーll / l l / l_/ll/ l // l ト 、/ / /l / / l/
\τーl l / yl l 〉 l/l l l l /ll // / // / l / \ノ/ l / / //
` 〉\ ヾ y_て / l ll ll l i ll / / / / / / / /l/\l // // 二人が一緒のときはいつも遊んでました
;;ー、_\_/l//ヽll l l l l / /_,--/- /_// // l\// //
L_ゞーヽーー´ー)l》〉il l i l / /´ //彡==ー-/ / / // / 川瀬で水遊びや、お人形さんを取り合ったり……
ヽ l\il_/ ̄/ /´ /i/ ´ / 〃 : : ;;;;;;;;;::;;ミ‐_l/ / / / /
) l `´ (/ / / / ;∥;;;;:.. ::::::::::::::ノ/ l// / 懐かしいなぁ……
!/ ´ ´ / ´  ̄\::::::::::....℃/\l / /
/ ゛゛ゞ;;;;;;;;/:://l/ / ;/l
ヽ_ ― ゛゛// // / / l
― // / / / /l
、_ ― //;/ / l l
\` ヽ、 ;/ / / l l /
ヾ__ > /// / l l /
、 /〃 / i l /
\ / / / l l /
;;;;;;;\ _ -、 _ イ / / l l /
:::::::::::::\ _ _/ l;;;;;;;;;// / / / / l
l  ̄`;;;;;;;`‐‐=-ー ´;;;;;;;;;;;;〈 ヽ/ / / / / li
「;;;;;;;;;;「  ̄┐;;;;;::::::::::::l / / / / / /
l i::::::::::::::) lーーー´ / / / / / /
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システム
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┃思い出をなぞる様に呟く少女。過去を振り返っているのかどこか上の空で
┃写真をぎゅっと胸に抱きしめると瞳の端っこに涙が浮かんでいた……
┃
┃今の状況を顧みたのか、涙をぬぐうとチラリとこちらを見てくる
┗
1886 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:43:56 ID:oDlq81js0
___
>ζ斗 ´  ̄_,.== ̄ ミγ卅ヾ√ハ
γ弋ヌ_ミ、、 _ _,..弋乃ヲ ,′ ∨
/ /(⌒  ̄ ~ ))〈 〈 ∨
〈 /し、)) (( ヽヽ リ
ソ ,′ ,′ , ヾ / / !i ……帰れますでしょうか?
/ ′/ / ハ ト, i! i i i!
イ/ i i ,′乂 | !i! i! | | | i! ここから、家族の所へ……
|{ i! i! i!(( j i jハ, j! | | , i i i|
从 i! ムル')) レイ/ __}ヘ斗,′ ! j ', 、 i|
!ハ ノ! {Yイrォj′ ,f'愆㍉ / ' } j i|
Ⅵハcぅツィ ´` '′ / / / ∧ iト,
`从(~ 、 xx ((、〈 ,' ,/ / i ヽ.
j ))、 、 ,._)厶-メ-く{ i ハ \
ハi \ / \ 、
j >ァ' \ヽ
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システム
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃すがるような気持ちと希望の籠った視線が青年の目を捉えて離さなかった
┃
┃その少女の問いかけに青年は……
┃
┃
┃下3 何と答える?
┗
1889 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 02:45:24 ID:u70cuYbY0
やる夫が生きて帰すお
ここまで来たからにはそれくらいはやってやるお
1894 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 02:54:11 ID:oDlq81js0
____
,. -'"´ `¨ー 、
/ \
/ ', ……もちろん帰れるさ。無理だったら、自分が何とかしてみるよ
./ , -‐、 _,, -‐、 ',
l / `' ´ .l
l ,==ミヽ ,ソ==ミ .l
.', U , ヽ /
\ l 人 l /`ヽ
/ `ー、 `ー´_`ー' ‐' ',
./ l
厂 ̄ ̄)_. --─‐‐))__/ ̄ ̄`ヽ
/ {f必 }ニ二 二ニ{必7}ミ i
i ((У/  ̄ ヽ \)) | |
ノ / / ′ l ヽ | |
/ / / | l l| ハ八 \
. / / l | | | ヽ. | l| ┼ ハ : \ \ ……本当ですか?
( / ! l!| 从 |i | ∥ /| / | | ) )
ハ. / | | ((rfTヘ、|!ハl/.fo:::ハ / / / / 信じても、いいんですか……?
/ / ′ ハ,ト、/N{yi ク又 } 弋:少 / / /
l / i { \ ト辷Xノ :::::::/ / / 人
Υ \,\ ー((:::::::: _..._ :::::{ { { / .\
/ / ノ.\ \..> . ` ´ . ィ フへ_ \ ̄`ヽ \
八. / / r──ィ⌒ヽ.>-:< rz| レァ/´ ̄ ヽ. / ノ
) / / / /′ |イ てノ ̄乙ノ r' ソ } / /
/ / / / .{ \n/ } んイ/ } /
. / / / | マーィ⌒ー:| У |. /
{ { { } ∨≫Υ≪/ }. /
/ / i ノ ノーァ ___( / (
ノ / l 八 ノ トー) ヘ / ハ
./( V /\ / } / ̄ ノ i
\ / 八 |_ { ( / 〃 /
\/ / | \ `i ∨) / / / i {
. // / ハ ) | い、._ / / i ノ i
./ 人 \ \ノ | マ_ノ. / /\ Y /
./ / \_.ヘ_)イ.| ∨レi { \ \ .ノ
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システム
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┃安心させるため吐いた言葉に、少女の声が重なる
┃
┃悲しさに揺れる瞳が、青年の心をつかんで離さない……
┃
┃↓3 1.あぁ、信じていいよ
┃ 2.……過度な期待は……
┗
1897 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 02:55:29 ID:3He3xCgA0
1えらぶしかないじゃないですかー
1899 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 03:05:10 ID:oDlq81js0
1か……まぁ、はずれじゃないけどさ…… やる夫さんはどのみちいばらの道しかないからね
,,..-――-..,,
/ \
/ ヽ
/ ___) ヽ- l
l '´ _ r .l ん……信じてくれて構わないよ
. | t''j"´ =='' ',
. ', `¨¨´ ヽ l
. ヽ. (_ノ--' ノ
. _ ---‐| \、 ____ ,,..-<
/´ l l \ | r-ヽ `ヽ
. / | ヽ .>、 r'__..>> |
| ヽ .|_ヽ.イ .〈Y´ i `''1 | |
|. 、 < ´ .i | i | | |
!. ヽ ヽ .i .| .i .|.l |
. | / ヽ i .| i |l ..|
.. j /,. ヽ .l .| .i |`ヽ|
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| |: / l /.\ ヽ
〃 .′ ./ 、 ‘,
i {{ { ;′ / } ‘,
{ ゞ、 { :{ ;′ } :}ヽ :}
{ マ≧i{、 .:{ :{ ___ ,} :} } }
{ `¨¨`ヾ,.:{ :{ r≦´ ̄ヾ} / } ;′i} :}
{', { }}:{ r―┴―,,イ}´ ノ' ;′i} ;′ i} :}
{‘, 人 / ̄ ̄/ /{乂: / __/__i}__ ′ i} :}
{ ゝ { ∧厂 ̄ ̄У} { \ ,イ ´ / } ./`ヽ i} :}
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. 八. / /,人乂}´ 」 } / ゞ、 .;′´ ̄ ̄};′ } .:′
\ \´ゝ ゝ--`¨¨¨´ }__人{\ / ,.r=======ミ、_, }/
{\. \ \{\___,ノ / ヽ/ ゞ''´ ̄ ̄`''<;,ゞ´ i} /
\{ }i\. ヽ {\ 人__/ / /
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../ i!i }\i} ゞ、´´´´´ 〈 ´´´´´´´´´´´ / /
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:|i: { メ、 、___ / / i{. /
:|i: 人 ,/ >。 \ フ / / -―一'
八./ ヽ >。 ゝ ´ ;′ / ´
// ./ ̄`ー一´ ̄ヽ>。. { 〃/
´/ r‐</ }\ ` ー‐一 ''' ´∨'./
{ \ 人 ヾーr==ミ/`ヾー厂 ̄`ヽ
. ノ { / ´ \
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システム
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┃少女の問いかけに肯定の意味で答えると、何も言わずに微笑んだ。
┃
┃それと同時に肩にかかる重みが少しましたような気がする……
┃これが彼女の期待の重みなのかただの偶然なのかは分からないが、
┃
┃少女との距離が、少しだけ縮まったような気がする
┗
1901 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 03:10:28 ID:oDlq81js0
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三/
'''- ,,_ | i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|i |
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システム
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┃肩にかかる重みが増して、少女の身体がさらに寄りかかってきた
┃どうやら眠気が差しているらしく、瞳はすでに半分まで落ちている
┃
┃起こさないようにガス灯の明かりを消すと、眠り姫に向かって「おやすみ」
┃と一言だけ声を掛けると、自分もまた深い眠りについた
┃
┃
┃一話の一日目を終了します
┗
1902 名前:
七色 ◆c8r7RqLrYk[] 投稿日:2013/04/29(月) 03:11:56 ID:oDlq81js0
はい、と言う訳で今日はここで終わりです
散様あたりで眠くなって文章が雑になって来てましたが、許してください
起きれば明日もやります……人がいれば昼から始めます
1903 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 03:12:22 ID:D9ckZhMQ0
おつ
1904 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 03:12:33 ID:u70cuYbY0
乙でしたー
1905 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 03:13:21 ID:GiuMTAQk0
乙。散はやる夫なのかね?